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- (翻訳記事) Round 16: 電光石火、必殺の毒撃
Sam Black(アメリカ) vs. Vincent Lemoine(ベルギー)
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プロツアー・フィラデルフィア11

(翻訳記事) Round 16: 電光石火、必殺の毒撃
Sam Black(アメリカ) vs. Vincent Lemoine(ベルギー)
*訳註1:マジックの大会では合意による引き分け(Intentional Draw、略して"ID"と呼ばれる)が認められている。すべてのプレイヤーにとって、上位8名によるプレイオフ進出が予選ラウンド16回戦のゴールとなるため、予選ラウンド最終局面では上位者同士によるこの"ID"選択がよく行われる。 |

Game 1
ダイスロールに勝利して値千金の先手を勝ち取ったブラックが《思案》によるドロー操作からゲームを開始し、2ターン目に必殺仕事人《荒廃の工作員》を展開して先手3ターンキル! 哀れルモワンは《グルールの印鑑》をプレイしただけのゲームとなってしまった。 サム・ブラックが三枚目の土地をプレイしたターンの内容を念のため記述しておこう。ブラックは《ギタクシア派の調査》でタップアウト状態の対戦相手の手札にコンボ阻害要素がないことを確認し、《深遠の覗き見》でのサーチから《猛火の群れ》を確保しにかかった。さらにブラックは《召喚士の契約》をマナコストなしでプレイし、残るコンボパーツである《大祖始》を入手。この赤いハイドラ、厳密には赤を含む《大祖始》を代替コストとしてプレイされた《猛火の群れ》による修整値は驚異の+10。毒殺仕事人たる《荒廃の工作員》の刃は、文字通り一撃必殺のものとなった。 サム・ブラック 1-0 ヴィンセント・ルモワン 「僕らのデッキじゃ、見ごたえある攻防っていうのはなかなか起こらないかもしれないね」と、サイドボーディングを行いながらサム・ブラックがつぶやく。たしかに、ブラックが一発だけアタック宣言を行い、ルモワンが盤上の《荒廃の工作員》をしかめっ面で睨み返すという一幕だけの一本目であった。
Game 2
二本連取での逆転勝利をつかむしかないルモワンにとって、先手マリガンからの立ち上がりは芳しくないものとなってしまった。土地二枚から《グルールの印鑑》という先ほどと同じ展開となり、対するブラックは《思案》と《定業》でのドロー操作からゲームに入った。 ルモワンの次なる一手はマナ拡張のための《草茂る胸壁》召喚で、一方のブラックは先ほど一本目を一瞬で終わらせた《荒廃の工作員》を召喚し、毒殺要員としてバックアップをつとめる《墨蛾の生息地》をセットした。続くターンにルモワンが見せたアクションは、マナを立ててのターン終了宣言のみだ。
RESULTS 本大会の対戦結果・順位
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