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プロツアー『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』

プロツアー『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』トップ8プレイヤーとデッキリスト
2025年6月22日
300人以上のプレイヤーが火花を散らした戦いは、ついに8名へと絞られた。プロツアー『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』トップ8進出を果たした参加者たち、おめでとう!

クリスチャン・ベイカー/Christian Baker

クリスティアン・ベーカー/Christian Baker
6 《島》 3 《山》 4 《リバーパイアーの境界》 4 《尖塔断の運河》 4 《シヴの浅瀬》 -土地(21)- 2 《迷える黒魔道士、ビビ》 -クリーチャー(2)- |
4 《選択》 1 《咆哮する焼炉 // 蒸気サウナ》 4 《嵐追いの才能》 2 《巨怪の怒り》 1 《削剥》 4 《塔の点火》 3 《洪水の大口へ》 1 《呪文貫き》 4 《コーリ鋼の短刀》 3 《「占星術師」の天球儀》 4 《食糧補充》 2 《この町は狭すぎる》 4 《手練》 -呪文(37)- |
1 《軽蔑的な一撃》 1 《迷える黒魔道士、ビビ》 2 《今のうちに出よう》 2 《永劫の好奇心》 2 《声も出せない》 1 《双つ口の嵐孵り》 1 《削剥》 1 《魂標ランタン》 1 《轟く機知、ラル》 2 《石術の連射》 1 《炎魔法》 -サイドボード(15)- |
クリスチャン・ベイカーは、多くのプロツアー参加者と同じように、地域チャンピオンシップから資格を得てラスベガスにやって来た。ただ「次のプロツアーへの切符を掴めれば」と願っての参加だった。 だが、彼は大半のプレイヤーとは違った結果を残した。初日を無敗で駆け抜け、トップ8入りと第31回世界選手権への招待を獲得したのだ。
日曜日に戻ってくるまでの道のりは平坦ではなかったが、それを乗り越えたことで、今週末の強豪たちと肩を並べ、そして打ち破るだけの実力があることを証明してみせた。
ファン パーシー/Percy Fang

ファン パーシー/Percy Fang
16 《山》 4 《岩面村》 2 《魂石の聖域》 -土地(22)- 4 《魔道士封じのトカゲ》 4 《多様な鼠》 4 《熾火心の挑戦者》 4 《心火の英雄》 4 《雇われ爪》 2 《僧院の速槍》 4 《叫ぶ宿敵》 -クリーチャー(26)- |
4 《噴出の稲妻》 4 《巨怪の怒り》 4 《魔女跡追いの激情》 -呪文(12)- |
1 《双つ口の嵐孵り》 4 《塔の点火》 4 《陽背骨のオオヤマネコ》 3 《石術の連射》 3 《除霊用掃除機》 -サイドボード(15)- |
ファン パーシーは、今まさに飛躍を遂げようとしているプレイヤーだ。『タルキール覇王譚』および『マジック・オリジン』のプロツアーに出場した後、地域チャンピオンシップでの好成績や、MTGアリーナでのデジタルでの戦いを経て再び軌道に乗りつつある。今週末の大会への参加資格も、アリーナチャンピオンシップ8を通じて獲得したものだ。
アリーナチャンピオンシップ8および直近2回の地域チャンピオンシップを通じて、ファンの戦績は34勝10敗1分というハイレベルな内容となっている。使用しているのは、彼自身とクイン・トノーリ/Quinn Tonoleらが完成させた赤単で、今回のトップ8でもその実力を証明するつもりだ。
アンディ・ガルシア=ロモ/Andy Garcia-Romo

アンディ・ガルシア=ロモ/Andy Garcia-Romo
16 《山》 4 《岩面村》 2 《魂石の聖域》 -土地(22)- 3 《魔道士封じのトカゲ》 4 《多様な鼠》 4 《熾火心の挑戦者》 4 《心火の英雄》 4 《雇われ爪》 2 《僧院の速槍》 4 《叫ぶ宿敵》 -クリーチャー(25)- |
4 《噴出の稲妻》 4 《巨怪の怒り》 1 《焦熱の射撃》 4 《魔女跡追いの激情》 -呪文(13)- |
3 《塔の点火》 4 《陽背骨のオオヤマネコ》 3 《石術の連射》 1 《魔道士封じのトカゲ》 2 《真紅の鼓動の事件》 2 《除霊用掃除機》 -サイドボード(15)- |
初日のドラフトを完璧に締めくくったガルシア=ロモだったが、スタンダードラウンドの序盤に苦戦し、3勝2敗という厳しい状況に追い込まれた。このままでは二日目に進むのも難しいかと思われたが、そこから驚異的な巻き返しを見せた。最終的にはドラフトで5勝1敗という成績を収め、そして二日目の最後に4連勝を達成。わずかにタイブレーカーでトップ8への切符を手にした。
だが、トップ8が始まればそれまでの成績は関係ない。今、ガルシア=ロモの目の前にはすべての夢が広がっている。
リウ ユーチェン/Yuchen Liu

リウ・ユーチェン/Liu, Yuchen
16 《山》 4 《岩面村》 2 《魂石の聖域》 -土地(22)- 3 《魔道士封じのトカゲ》 4 《多様な鼠》 1 《双つ口の嵐孵り》 4 《熾火心の挑戦者》 4 《心火の英雄》 4 《雇われ爪》 4 《叫ぶ宿敵》 -クリーチャー(24)- |
4 《噴出の稲妻》 4 《巨怪の怒り》 3 《魔女跡追いの激情》 3 《オペラ劇場のラブソング》 -呪文(14)- |
1 《魔女跡追いの激情》 1 《抹消する稲妻》 4 《魂標ランタン》 2 《塔の点火》 2 《石術の連射》 4 《陽背骨のオオヤマネコ》 1 《魔道士封じのトカゲ》 -サイドボード(15)- |
プロツアー『霊気走破』では、ギリギリのタイブレーカーでトップ8に滑り込んだリウ ユーチェンだったが、今大会ではその実力をはっきりと証明してみせた。ラスベガスでのイベントにおいて、最終前の第12ラウンドで決定的な勝利を収め、2大会連続でのトップ8入りを確定させた。
多くのプレイヤーが選んだ「イゼット果敢」には目もくれず、リウは「赤単アグロ」を選択して週末を駆け抜けた。2大会連続のトップ8進出。今回こそ、彼が念願のトロフィーを手にする大会となるかもしれない。
トニ・ポルトラン/Toni Portolan

トニ・ポートラン/Toni Portolan
1 《轟音の滝》 5 《島》 3 《山》 4 《リバーパイアーの境界》 4 《尖塔断の運河》 4 《シヴの浅瀬》 -土地(21)- 3 《迷える黒魔道士、ビビ》 4 《僧院の速槍》 -クリーチャー(7)- |
4 《選択》 4 《嵐追いの才能》 2 《巨怪の怒り》 3 《塔の点火》 4 《洪水の大口へ》 2 《激しき乗りこなし》 1 《呪文貫き》 4 《コーリ鋼の短刀》 4 《食糧補充》 4 《手練》 -呪文(32)- |
1 《軽蔑的な一撃》 1 《解剖道具》 1 《今のうちに出よう》 2 《咆哮する焼炉 // 蒸気サウナ》 1 《除霊用掃除機》 3 《声も出せない》 2 《轟く機知、ラル》 1 《削剥》 1 《魂標ランタン》 1 《呪文貫き》 1 《否認》 -サイドボード(15)- |
クロアチアを代表する競技プレイヤーの一人であり、過去には複数回のチームでの世界選手権出場経験もあるトニ・ポルトラン。彼が今週末に掲げていた目標はシンプルだった――今年開催される4つの主要イベント(3つのプロツアーと第31回世界選手権)すべてに出場すること。
プロツアー『霊気走破』では11勝5敗という好成績を収め、今大会(ラスベガス)への出場権を獲得。そして今回のトップ8入りによって、プロツアー『久遠の終端』および第31回世界選手権の両方への出場が確定した。
シーズン目標をすでに達成した今、次に目指すのはプロツアー優勝トロフィーの獲得なのかもしれない。
イアン・ロブ/Ian Robb

イアン・ロブ/Ian Robb
1 《轟音の滝》 6 《島》 2 《山》 4 《リバーパイアーの境界》 4 《尖塔断の運河》 4 《シヴの浅瀬》 -土地(21)- 4 《迷える黒魔道士、ビビ》 3 《ドレイクの孵卵者》 -クリーチャー(7)- |
4 《選択》 4 《嵐追いの才能》 3 《巨怪の怒り》 4 《塔の点火》 2 《激しき乗りこなし》 2 《洪水の大口へ》 1 《呪文貫き》 4 《コーリ鋼の短刀》 4 《食糧補充》 4 《手練》 -呪文(32)- |
1 《軽蔑的な一撃》 2 《削剥》 1 《今のうちに出よう》 2 《呪文貫き》 3 《声も出せない》 2 《轟く機知、ラル》 2 《魂標ランタン》 2 《石術の連射》 -サイドボード(15)- |
プロツアー『霊気走破』でイアン・ロブは「次のプロツアー出場権を得る」という目標を大きく上回り、トップ8入りとともに今週末のプロツアーおよび第31回世界選手権への出場権を手にした。
では、その「往復チケット」をどう活かしたのか?前回と同じくトップ8入りを果たし、2大会連続でのプロツアートップ8入りという偉業を達成した。
使用したのは、今大会で最も人気のあるアーキタイプである「イゼット果敢」。このデッキは、経験豊富なカードゲーマーであるロブの手にかかれば、まさに強力な武器となる。
あとは日曜日の決勝ラウンドで勝ち切るのみである。
デイヴィッド・ルード/David Rood

デヴィッド・ルード/David Rood
7 《島》 2 《山》 4 《リバーパイアーの境界》 4 《尖塔断の運河》 4 《シヴの浅瀬》 -土地(21)- 2 《迷える黒魔道士、ビビ》 1 《稲妻罠の教練者》 4 《ドレイクの孵卵者》 -クリーチャー(7)- |
4 《選択》 4 《嵐追いの才能》 3 《巨怪の怒り》 4 《塔の点火》 3 《洪水の大口へ》 1 《呪文貫き》 4 《コーリ鋼の短刀》 4 《食糧補充》 1 《この町は狭すぎる》 4 《手練》 -呪文(32)- |
2 《軽蔑的な一撃》 1 《迷える黒魔道士、ビビ》 1 《この町は狭すぎる》 2 《声も出せない》 1 《双つ口の嵐孵り》 2 《轟く機知、ラル》 1 《削剥》 1 《魂標ランタン》 3 《石術の連射》 1 《呪文貫き》 -サイドボード(15)- |
「経験こそが最良の教師である」──この格言は多くの分野で当てはまるが、Magic: The Gatheringも例外ではない。
20年前、デイヴィッド・ルードはガブリエル・ナシフ/Gabriel Nassif、ガブリエル・ツァン/Gabriel Tsangと共に、アトランタで開催されたチームプロツアーを制覇した。その前の2002年には、カイ・ブッディ/Kai Budde、ディルク・バベロウスキー/Dirk Baberowski、マルコ・ブルーム/Marco Blumeからなる伝説的チーム「Phoenix Foundation」との対戦で敗北を喫している。
そして今、積み重ねた経験が実を結んだ。カナダ地域選手権での好成績により今大会への出場権を獲得したルードは、週末で最も使用者が多かったデッキ「イゼット果敢」を携え、3度目となる日曜決勝ラウンドに帰ってきた。
果たしてこの名手は、チームタイトルに続く個人タイトルを手にすることができるだろうか?
行弘 賢

行弘 賢
16 《山》 4 《岩面村》 2 《魂石の聖域》 -土地(22)- 3 《魔道士封じのトカゲ》 4 《多様な鼠》 4 《熾火心の挑戦者》 4 《心火の英雄》 4 《雇われ爪》 4 《双つ口の嵐孵り》 1 《光砕く者、テルサ》 4 《叫ぶ宿敵》 -クリーチャー(28)- |
4 《噴出の稲妻》 4 《巨怪の怒り》 1 《自爆》 1 《稲妻の一撃》 -呪文(10)- |
2 《魂標ランタン》 2 《メテオストライク》 3 《塔の点火》 2 《石術の連射》 1 《魔道士封じのトカゲ》 2 《真紅の鼓動の事件》 3 《陽背骨のオオヤマネコ》 -サイドボード(15)- |
行弘賢にとって、日曜のスポットライトを浴びることはそう珍しいことではない。彼が初めてトップ8に名を連ねたのは、2012年のプロツアー『アヴァシンの帰還』でのこと。そして今大会で、ついに通算8回目のプロツアートップ8を達成した。
「最強」とされるデッキを握ることは少ない行弘だが、それが功を奏してきた場面も多い。ラスベガスでの今大会でもその姿勢は変わらず、「イゼット果敢」が多数を占めるメタゲームの中、「赤単アグロ」を巧みに操り、フィールドを駆け抜けた。
残された問いはひとつ──そのスピードは、明日の決勝ラウンドでも通用するのか?そして、勝利のトロフィーをその手に掲げることができるのか?
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