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グランプリ・千葉2018

マジック25周年の歩みとプレイヤーたちの年表 前編
マジックは、今年で25周年です。「25」、なかなか重みのある数字です。
グランプリ・千葉2018の会場では、25周年にちなんで、マジックの年表が展示されています。

非常に大きなパネルで、さすが『四半世紀』分の歴史だなと感じさせてくれます。

また、このパネルには「あなたのマジックの歴史を自由に書き込んでください」と書かれており、マジックの歩みとともに、多くのプレイヤーの歴史が刻まれています。

というわけで、今回は、マジックの歴史とともに、この年表に書き込んでくれたプレイヤーを何人かピックアップして、ご紹介したいと思います。
1993年 マジック誕生

アメリカのゲームイベント、ORIGINS にてマジック:ザ・ギャザリングが発表されました。
マジック誕生の瞬間。
同年 ロン・フォスターさんの場合 グランプリのマネージャー

私は、このころは日本に学生として住んでいました。そこへ、アメリカの友人がゲームイベントでマジックのスターターを2個手に入れてくれて、それをお土産として持ってきてくれたんです。
ルールブックはついていたんですが、今よりも難解な書き方で、ルールも良く分かっていないまま、友達と2人でプレイしたんですよ。それでも、初めてこのゲームをプレイしたときは、本当にすごいと感じましたね。
この頃は、モンスターを戦わせるようなゲームはあったんですが、こんなに戦略的なゲームシステムのゲームは無くて、イラストも印象的で、とにかく全く新しいすごいゲームが出たって印象でした。
また、当時はトレーディングカードゲームというシステムも無かったので、それも非常に衝撃的だったの良く覚えています。
そして、今もマジックに携わっているので、このときの友人が私にマジックを紹介していなかったら、まったく別の道に行っていたかもしれませんね。
1995年 エリックさん(奈良)の場合

12歳の時に、アメリカのゲームショップに行ったときに、『フォールン・エンパイア』がセール価格で販売されていて、子供だった私はそれをたくさん買って遊んだのがマジックとの出会いでした。
私は、カードが一気に増えたことがとにかくうれしくて、すごく楽しかったですね。
その後は、当時のスタンダードのようなフォーマットのデッキを作って大会に参加して、マジックの世界にのめり込んでいったんです。
仕事の関係で、日本に住むようになりましたが、マジックを通じて、日本でも友人ができたので、マジックと出会えてよかったなって思ってます。
1996年 プロツアー・ニューヨーク開催

マジック初のプロツアー開催。
- プロツアー・ニューヨーク1996(変則スタンダード) 優勝:Michael Loconto
ここからプロツアーの歴史が始まりました。
1996年 基本セット第4版(日本語版)発売

マジック初の日本語版のカードとして、『基本セット第4版』の日本語版が、英語版より1年遅い、この年に発売されました。
この頃のカードは、白い枠が普通で、初の日本語ということで限定的に黒い枠での発売でした。
1997年 ヤマモトさん(東京)の場合

5歳上の兄から、《スケイズ・ゾンビ》をもらったのがマジックとの出会いでした。
2/2の謎のゾンビをもらって、これが強いのか弱いのか分からず、何だろうかこのカードは?と思ったのがすごく印象に残っています。
テキスト欄に文字がいっぱい書いていたので、強い能力でもあるのかなと、読んでみても良く分からないストーリーが書かれているだけで、本当に謎なカードでしたね。
でも、その謎さが印象的で、そこから友だちを誘ってマジックをやりはじめました。
当時の僕は小学校の1年生で、お小遣いをためて、小中とマジックのブースターパックを買って、カードを集めてプレイしたのはいい思い出ですね。
1998年 津村健志プロ(東京)の場合

「《ラースのドラゴン》にあこがれる」
この《ラースのドラゴン》を見たときに、とにかくカッコよくて、めちゃくちゃ欲しいと思いました。
でも、このカードは、この頃はすごく貴重で、子どもだった私には手にいれることができない、憧れのカードでした。
このカードを手に入れようと頑張っていたのですが、デッキを作るために、他のカードを集めたりして、結局最後まで、このカードを手に入れることはなかったですね。
今でもこのカードが好きで、意味もなく(構築で使うわけでもなく)このカードをMagic Onlineで集めたりしてますね。
2001年 プロツアー・東京が開催

- プロツアー・東京2001(ブロック構築) 優勝:Zvi Mowshowitz(アメリカ)「ソリューション」 準優勝:藤田剛史「カウンターシャンブラー」
日本人初のプロツアー決勝への進出が達成されました。
2003年 グランプリ・京都にて

- グランプリ・京都2003(リミテッド) 優勝:浅原晃 準優勝:田中久也
2004年 石井明日葉さん(茨城)の場合

この年に、私は産まれました。
私は、この10年後にマジックを始めました。きっかけは、カードゲーマーという雑誌にハーフデッキがついていたことでした。
今は、ユースアンバサダーに参加できたこともあって、グランプリにも積極的に参加しています。
(ユースアンバサダープログラム第1期(2017年度)の活動については、こちら)
1993年のマジックの誕生から、2004年の石井明日葉さんの誕生までのご紹介でした。
続きは、後半で。
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