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The Finals11

Round 7: 田中 功一(兵庫) vs. 江守 慎一(東京)
Game 1

Game 2
江守が2点支払って《踏み鳴らされる地》から《極楽鳥》というスタートに対して、田中は《血の墓所》をタップインで置くという静かな立ち上がり、それを江守が先手の利を生かして2ターン目に《沼》を置いてから《荒廃稲妻》を撃ち込むところからゲームは真のスタートを迎える。 これに対して田中が《台所の嫌がらせ屋》《荒廃稲妻》を捨てることで応えるが、田中の次のアクションは《燃え柳の木立ち》を置いて終わる。 手数の差で間隙をつきたい江守は《朽ちゆくヒル》を召喚するものの3枚目の土地は置けない。 その《朽ちゆくヒル》に対しては田中の《死の印》が飛び、続けて《タルモゴイフ》が召喚。 江守は《大渦の脈動》で対処するがまだ土地を置けない。 田中は戦略を少しだけ修正する。 《罰する火》を使って江守の《極楽鳥》を除去。 既に田中の戦場には《燃え柳の木立ち》があるので、実質的に1ターンを消費するかわりタダで除去するという算段。 禁止が確定しているカードの強さを見せつける。 田中の目論見は成功し、まだ江守は土地を引けない。 だが替わりに召喚されたのは個人的に最もR&Dに狙われていると思われるカード《タルモゴイフ》、 サイズは『たったの』2マナ3/4だ。 《罰する火》サイクルは完成しているものの、田中の土地も4枚で止まっているので、この《タルモゴイフ》によって一時的に攻守が逆転する。 田中は《朽ちゆくヒル》を召喚し、2マナを浮かせた状態でターンを返す。


そしてここから先は《罰する火》弾幕の張り合いとなるわけで、3ターン後にはライフというリソースを背景に全力で本体に《罰する火》を叩き込んだ田中が江守のライフをいち早く0へと追いやった。
田中 2-0 江守
『実は明日、予定があるんですけど・・・』
ミラーマッチで勝利を収め、トップ8をほぼ射止めた田中だが、どうしても外せない用事が翌日にあって、このままトップ8に残っても明日の決勝ラウンドは参加できないとのことらしい。
観戦者としては非常に残念ではあるが、独自調整のデッキを持ち込み、連続してプレミアイベントの決勝まで残ったというのは《出産の殻》デッキのパイオニアとして充分に知らしめる成果ではないだろうか。
田中の次のイベント、次のデッキから目が離せない。RESULTS 本大会の対戦結果・順位
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