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2015.05.05

『モダンマスターズ 2015年版』特別カードプレビュー:時代の華

by mtg-jp.com staff

 ゴールデンウィークも終盤に差しかかりましたが、いかがお過ごしでしょうか。連休を利用してマジック三昧!という方もいらっしゃるかもしれませんね。さて、ゴールデンウィークが終わると、5月15日(金)~17日(日)にはグランプリ・上海2015が行われ、その翌週、5月22日(金)にはついに、『モダンマスターズ 2015年版』 が発売されます!

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 今から発売が待ちきれない、楽しみなセットですね!

 さて、本記事では、そんな待望の『モダンマスターズ 2015年版』に収録される、注目のカードをご紹介します!

青と黒

 青と黒、マジックの黎明期から幾多ものマジックの歴史に残る名デッキを生み出してきたカラーコンビネーションです。この色の組み合わせの歴史については、プロツアーの解説でおなじみの浅原晃さんによる「浅原晃の「デッキタイムトラベル!」 Part1-青黒コントロール」にて詳細に解説されています。

 さて、時は2008年に遡ります。当時のスタンダード環境は、前年の世界選手権2007で大活躍した黒緑エルフを筆頭に、様々なデッキがメタゲームを形成する環境でした。そんな中発売された『モーニングタイド』に収録されたとあるカードが、青黒のデッキを一気に主役と押し上げることになりました。そのカードこそ、今回ご紹介するカードです。もしかすると、もう勘の良い方ならお気づきかもしれませんね。それでは、ご覧ください!

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 『モダンマスターズ 2015年版』に《苦花/Bitterblossom(MOR)》が再録されます!

 かつて、青黒フェアリーというデッキがありました。『ローウィン』で登場した多くのフェアリー・カードをフィーチャーしたデッキで、当時のスタンダードにおいて圧倒的とも言えるほどの強さを発揮しました。青黒フェアリーは数々のグランプリとプロツアーシーンを席巻し、2008年には世界選手権を制するなど素晴らしい成績を残しています。「《苦花/Bitterblossom(MOR)》には《苦花/Bitterblossom(MOR)》を」ということで、青黒フェアリー以外のデッキたちも《苦花/Bitterblossom(MOR)》に対処するため、《苦花/Bitterblossom(MOR)》をデッキに投入するほどに、このカードは環境を支配していたのです。

 そして、《苦花/Bitterblossom(MOR)》と青黒フェアリーの影響はスタンダードにとどまりませんでした。かつて存在していた構築フォーマット、エクステンデッドでも猛威を奮うことになりました。「青黒ドラゴンコントロール」を使ってプロツアー『タルキール龍紀伝』で大活躍した八十岡翔太選手は、この青黒フェアリーを駆って、エクステンデッドで行われたグランプリ・神戸2011で念願の個人戦初タイトルを獲得しました。まさに『ローウィン』ブロックの時代を象徴するデッキだったのです。

 その中心カードであった《苦花/Bitterblossom(MOR)》はモダンが制定された当初こそ禁止カードに指定されていたものの、2014年2月3日付で禁止指定を解除されることとなります。モダン環境において、その後のトーナメントシーンではかつてほどのは見られないものの、それでもなお有力なデッキとして存在しています(参考:Daily Deck: 青黒フェアリー(モダン) )。

 『モダンマスターズ 2015年版』が発売されることにより、モダンというフォーマットは今後更なる人気を獲得していくことになるでしょう。その中で、青黒フェアリー、そして《苦花/Bitterblossom(MOR)》というカードはこれからも活躍が期待されます。そして何より、レベッカ・ゲイ/Rebecca Guay氏によるこの華麗なイラストを、より多くのトーナメントで見かけたいものですね。

発売翌週はグランプリ・千葉2015!!

 『モダンマスターズ 2015年版』が発売される翌週末、5月29日(金)~31日(日)には晴れる屋様主催のもと、グランプリ・千葉2015が行われます! 同時にアメリカのラスベガス、オランダのユトレヒトでもグランプリが行われ、まさに歴史に刻まれるイベントになることでしょう。

 『モダンマスターズ 2015年版』を心ゆくまで、お楽しみください!

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