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戦略記事

Daily Deck -今日のデッキ-

彩色剥ぎ(スタンダード)

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彩色剥ぎ(スタンダード)

Melissa DeTora

2015年4月22日


 私も《魂剥ぎ》&《彩色マンティコア》デッキを『運命再編』期のスタンダードでたくさんプレイしていて、それがとても楽しいものであると思っていましたが、プロツアーの競技の舞台で戦えるとは思っていませんでした。このデッキには一貫性のない部分が非常に多くあります。《彩色マンティコア》を引きすぎて、それを墓地に送る手段がないこともあります。《魂剥ぎ》を引きすぎて探査すべきカードがないこともあります。片方しか引けなかった場合、相乗効果のないクリーチャーの束を抱えるだけになるのです。

 私はこのデッキが大好きですが、先週末のプロツアー『タルキール龍紀伝』で見るとは予想だにしませんでした。驚いたのは、少なくない実績のあるプロプレイヤーが、プロツアーをともにするデッキとして選んでいたことです。そこには、ズヴィ・モーショヴィッツ/Zvi Mowshowitzも含まれていました。

 このデッキの基本アイデアは、《サテュロスの道探し》や《神々との融和》などの「ライブラリーを自ら削る」カードを使って、《彩色マンティコア》を含むさまざまなクリーチャーを墓地に置くことです。それから《魂剥ぎ》を強力な能力を持つクリーチャーを探査しつつわずか黒マナ2つで唱え、思いつく限りのキーワード能力を持つ《魂剥ぎ》を作ることです。デッキをプレイした経験として「飛行・先制攻撃・絆魂・トランプル・破壊不能・呪禁」を持つクリーチャーが戦場にあれば、そうそう負けないことはお伝えできます。

 このデッキではカードアドバンテージ・エンジンとして《死霧の猛禽》&《棲み家の防御者》を使用していて、苦手なコントロール戦略との相性を改善しています。『タルキール龍紀伝』発売以前は、コントロール・デッキが大の弱点だったのです。『タルキール龍紀伝』のおかげでこのデッキが後押しを得ることができたので、私はうれしく思っています。早く試してみたいですね。

Zvi Mowshowitz
プロツアー『タルキール龍紀伝』 / スタンダード[MO] [ARENA]
4 《マナの合流点
3 《汚染された三角州
3 《疾病の神殿
2 《
2 《神秘の神殿
2 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
1 《開拓地の野営地
1 《
1 《ラノワールの荒原
1 《砂草原の城塞
1 《奔放の神殿
1 《豊潤の神殿
1 《ヤヴィマヤの沿岸

-土地(23)-

4 《サテュロスの道探し
4 《森の女人像
3 《棲み家の防御者
4 《死霧の猛禽
2 《苦悶の神、ファリカ
3 《血の暴君、シディシ
4 《彩色マンティコア
4 《魂剥ぎ
2 《漂う死、シルムガル

-クリーチャー(30)-
4 《神々との融和
3 《残忍な切断

-呪文(7)-
3 《思考囲い
1 《否認
3 《悲哀まみれ
1 《英雄の破滅
1 《スゥルタイの魔除け
1 《死者の神、エレボス
1 《残忍な切断
1 《アンデッドの大臣、シディシ
1 《奔流の精霊
1 《龍王シルムガル
1 《女王スズメバチ

-サイドボード(15)-
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