デッキの組み方DECK BUILDING

PHASE 5色ごとのデッキの基盤になるカード

つづいて、コマンダーでの色のポピュラーな戦略を見ていきましょう!

白のデッキで人気の戦略は、クリーチャーの横並べによる面戦略、そしてオーラや装備品による点戦略です。

どちらにしてもクリーチャーを中心にした戦略になります。除去による妨害をどうかわすかが重要ですが、幸い白には単体除去はもちろん、全体除去をかわす手段もあります。

白には対戦相手の行動を咎めたり、自分の行動へのボーナスとしてのドローが多いです。じっくりドローしましょう。

逆に、白は全体除去が強い色でもあります。自分のデッキにあったものを選べば、自分のアドバンテージを損なうことなく脅威を取り除くことも可能かもしれません!

青は打ち消しを持つ色ですが、コマンダーでは対戦相手が3人もいるので、打ち消しだけでコントロールするのはとっても大変です!自分と対戦相手の1人で一緒に損をする行為なので、ほか2人が相対的に得をしてしまいます。

青の統率者は「クリーチャーでないカード」に関わるものが多い一方、「マーフォーク」「海賊」「忍者」「アーティファクト・クリーチャー」といった人気のクリーチャーテーマでは強力なビートダウン(戦闘ダメージで積極的にゲームを進める)デッキも十分可能です。

青でビートダウンデッキをやるなら、ダメージにあわせてドローできるカードはおすすめです。追加の戦力を得るだけでなく、本来ならアドバンテージを失う「打ち消し」というアクションの損失を補填できます!

黒はライフやクリーチャーを犠牲にすればなんでもできてしまう非常に器用な色です。ライフが40点でスタートするコマンダーでは黒は非常に強力で、「ライフをリソースにするから」という理由で対戦相手のクリーチャーから狙われてしまうことも。

一方で、黒はライフを奪うのも得意です!

黒ならではの戦略といえば墓地利用でしょう!多くのフォーマットと同様、コマンダーでもリアニメイトは人気の戦略です。コストが重いクリーチャーを墓地に送り込んでから蘇生してコンボしたり、《囁く者、シェオルドレッド》や《恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス》といった制圧力の高いクリーチャーを呼び出せたりします。

赤といえばゴブリンやドラゴンなどのマジックの人気クリーチャーを擁する色です!ゴブリンを大量に並べたり、強力なドラゴンを呼び出したりしましょう。

クリーチャーをコピーしたトークンを生み出す能力が多いのも特徴的です。コンボすることもできますが、強力なドラゴンなどをコピーできれば、それだけでも脅威ですね!

赤は軽くて継続的にドローできるカードは少ないですが、4マナ5マナくらいの呪文になると大量にアドバンテージを取れるようになります。

赤にはダメージ量を大幅に増やすカードがいくつもあります。うまくデッキを組めれば、思いがけず大量のダメージを出せるかもしれませんよ!

コマンダーにおける緑はマナ加速をつかさどる色です。《ラノワールのエルフ》などの1マナのマナ加速カードがたくさんあります。

さらに、そのマナ加速が次のマナ加速に繋がり、たちまち5マナ以上の呪文が唱えられるようになります。

有り余るマナを使って何をするかはあなた次第です!

無色

統率者とおなじ色のカードしか使えないコマンダーにおいては、無色のカードはその色の弱点を補填するいい手段です。

緑のマナ加速を使えないデッキのほとんどがマナを生み出すアーティファクトを使います。マナ加速の項目でも解説した通り、重い呪文を速く唱えられればそれだけ有利になりますし、統率者を出しなおすのにもマナは必要です。

ほかにも、ドローが苦手な色のためにドロー能力のある装備品を使ったり、クリーチャーを強化するために《旗印》や《縫い合わせの旗》といったカードも利用できるでしょう。

打ち消しを使えない青以外のデッキの《攪乱のフルート》、全体除去がほとんどない緑のデッキの《精霊龍、ウギン》もいいでしょう。無色のカードは基本的に同じ重さのカードよりも弱くデザインされますが、7マナを超えると急に強くなります。大量にマナを生み出せるデッキで使い道を探しているのなら、無色のカードも探してみてください。