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ReConstructed -デッキ再構築-

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20通りの『戦乱のゼンディカー』

Gavin Verhey / Tr. Tetsuya Yabuki / TSV testing

2015年9月29日

原文はこちら

 物語は頭に入った。カードは目を通した。プレリリースにも参加した。

 さあ、いよいよ次のステップへ進むときだ――デッキを作ろう!

 だがおそらく、『戦乱のゼンディカー』で登場した新たな武器の数々を前に、みんなどこから手をつければ良いのか決めかねているところだろう。その通り、この記事を読むところから始めるのが正解だ!

 この1週間半というもの、読者のみんながあらゆるタイプのデッキを送ってくれた。重いデッキや軽いデッキ、攻撃的なデッキに防御的なデッキ......何でもあったよ! そこで今回は、今後現れるであろうエキサイティングな新デッキの数々を厳選し、合わせて20個のデッキを見ていくことにする――おまけに、デッキ構築のアドバイスも添えよう。

 ゼンディカー次元を旅する用意はできたかな? 出発だ!

ビートダウン系

 まずは素早く凶暴な――ビートダウン・デッキからだ!

 先週、私たちは黒赤の高速ビートダウン戦略を手がけてきた。では『テーロス』ブロックが退場して新たに『戦乱のゼンディカー』が入ってきたこの環境では、他にどんな攻撃的なデッキが見られるだろうか?

 早速ひとつご紹介しよう。

エイダン・マクマナスの「赤緑『上陸』」
スタンダード
8 《森》
6 《山》
4 《燃えがらの林間地》
4 《樹木茂る山麓》
2 《肥沃な茂み》
2 《そびえる尖頂》

-土地(26)-

4 《鎌豹》
4 《マキンディの滑り駆け》
4 《噛み付きナーリッド》
4 《下生えの勇者》
2 《アクームの火の鳥》

-クリーチャー(18)-
2 《焦熱の衝動》
2 《アタルカの命令》
2 《未開地の捜索》
2 《ニッサの巡礼》
1 《自然の繋がり》
3 《爆発的植生》
3 《ニッサの復興》
1 《火口の爪》

-呪文(16)-

 前回の『ゼンディカー』においても、「上陸」メカニズムは多くのビートダウン・デッキを支えてきた――今回も再び「上陸」の力を借りてブン殴ろう!

 この「上陸」デッキの核となるカードは、《鎌豹》、《噛み付きナーリッド》、《マキンディの滑り駆け》、そして《下生えの勇者》だ。私が特に重視したい鍵となる要素は、マナ・カーブを軽い方へ寄せることと「上陸」を持つクリーチャーだ――《爆発的植生》や《ニッサの復興》といったカードはつい使いたくなる魅力的なカードだけれど、それらはすでに有利な盤面でしか力を発揮しないのだ。

 私ならそれらの代わりに、さらにアグレッシブさを強化するカードを加えるだろう。《鐘突きのズルゴ》に、「フェッチ・ランド」12枚、そして――もちろんこのデッキ最大の功労者である《アタルカの命令》も増量したいね。このデッキはスタンダードでは滅多にお目にかかれないほど、燃え立つように猛烈なスタートを切ることができるのだが、その推進力になるものこそ《アタルカの命令》なのだ。

 以下のようなスタートを想像してみてくれ。

  • 1ターン目:《鎌豹》。
  • 2ターン目:《マキンディの滑り駆け》。
  • 3ターン目:「フェッチ・ランド」プレイに続けて《アタルカの命令》で3点のダメージと「フェッチ・ランド」をもう1枚プレイ。そして2枚の「フェッチ・ランド」を起動。これで3ターン目に14点だ!

 いやあ、強いね。

 さて、このようにゼンディカー側はしっかりと力を蓄えているようだ――ではエルドラージ側はどうだろう? 前回は黒赤のものを見ていったけれど、ここ「ReConstructed」ですっかりお馴染みのクォール/Qoarlがそこからさらに手を広げて、グリクシスという形に仕上げてくれたぞ。

クォールの「無色グリクシス」
スタンダード
2 《島》
2 《沼》
2 《山》
2 《窪み渓谷》
2 《燻る湿地》
4 《血染めのぬかるみ》
4 《汚染された三角州》
1 《進化する未開地》
2 《シヴの浅瀬》
2 《領事の鋳造所》

-土地(23)-

4 《殺戮の先陣》
4 《搭載歩行機械》
3 《コジレックの歩哨》
4 《破滅を導くもの》
4 《不快な集合体》
3 《コジレックの伝令》
3 《塵の中を忍び寄るもの》

-クリーチャー(25)-
4 《幽霊火の刃》
2 《精神背信》
3 《コラガンの命令》
3 《粗暴な排除》

-呪文(12)-

 クォールは青を加えることで、《コジレックの伝令》と《破滅を導くもの》をクリーチャーの枠へ加え、同時に《粗暴な排除》を呪文の枠へ加えることに成功した。どれも極めて強力なやつらだ!

 通常ならビートダウン・デッキに3色目を加えるのは避けたいものだが――「フェッチ・ランド」と『戦乱のゼンディカー』の2色土地が織り成す「万色」のおかげで、一切の痛みなく色を増やせるぞ!(ああ、確かに、ライフ1点の痛みは受けることになるね。)

 《幽霊火の刃》はアグレッシブな無色デッキの鍵を握る1枚だが、もちろんこのデッキでも優れた力を発揮している。きっと《幽霊火の刃》を用いるデッキは多岐にわたることだろう――このデッキもまだまだ最初の一歩に過ぎないのだ。

 そしてもちろん、純粋に攻撃性を剥き出しにしたデッキもあるぞ。

コバヤシ ヒロヤの「ザダ・コンボ」
スタンダード
8 《山》
8 《平地》
4 《戦場の鍛冶場》
4 《風に削られた岩山》

-土地(24)-

4 《僧院の速槍》
4 《道の探求者》
4 《僧院の導師》
4 《面晶体の掘削者、ザダ》

-クリーチャー(16)-
4 《果敢な一撃》
4 《タイタンの力》
4 《巧みな機動》
4 《抵抗の妙技》
4 《軍族童の突発》

-呪文(20)-

 これは典型的な「横に広く展開する」赤白デッキに見えるね――大量のトークンを生み出し、それからコンバット・トリックをいくつか駆使して、対戦相手のライフを0まで叩き落とす形だ。

 ただしひとつだけ、異質なものがあるね――《面晶体の掘削者、ザダ》だ。

 《面晶体の掘削者、ザダ》とともにあれば、1/1トークンの群れが突如として死を運ぶ恐ろしい軍勢になる。《軍族童の突発》の後に《タイタンの力》がたった1枚あるだけで、致死量に迫るダメージを叩き出せるのだ!

 このデッキなら、私は《ドラゴンの餌》も加えて盤面にトークンを展開する力をさらにつけたい。盤面を埋め尽くすばかりのトークンの群れで対戦相手を攻め立てていきたいし――《面晶体の掘削者、ザダ》を1枚引き込めば確実に止めを刺せるようになるだろう。

 以上、それぞれタイプの異なるアグレッシブなデッキを3つ紹介したぞ――じゃあビートダウンをやるつもりがない人はどうすればいいかって? 心配しないでくれ、先に進もう!

ランプ系

 私たちは、ゼンディカー次元に戻ってきた。ここは、基本でない土地にマナ加速、それから巨大なエルドラージの「本領」とも言うべき場所だ――だからもちろん、ランプ戦略をとることができるぞ!

 ひと口にランプ系デッキと言っても、異なる戦略がいくつかある。その中で最も素直な形は、こんな感じになるんじゃないかな。

ホンマ シンイチの「許されざる裏切り」
スタンダード
7 《森》
1 《山》
4 《燃えがらの林間地》
4 《樹木茂る山麓》
4 《ウギンの聖域》
4 《見捨てられた神々の神殿》

-土地(24)-

4 《爪鳴らしの神秘家》
4 《荒野の囁く者》
2 《巨森の予見者、ニッサ》
4 《龍王アタルカ》
2 《荒廃の双子》
4 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》

-クリーチャー(20)-
4 《ニッサの巡礼》
4 《爆発的植生》
4 《面晶体の記録庫》
2 《ニッサの復興》
2 《ニッサの天啓》

-呪文(16)-

 このデッキはまさに、ランプ戦略の血統を受け継ぐ最新型のものだ。そのプランは実にシンプルで、2マナ域のマナ加速(《爪鳴らしの神秘家》や《荒野の囁く者》)から4マナ域のマナ加速(《面晶体の記録庫》や《爆発的植生》)へ繋ぎ、早ければ4ターン目にして《龍王アタルカ》のような脅威を繰り出すことができる!

 このデッキのキー・カードと言えば、《面晶体の記録庫》に尽きるだろう。これはマナを加速するだけでなく、マナが溢れてしまった場合はカード2枚に変わることもできる。それから《ニッサの天啓》も直接的な脅威になるカードではないものの、《荒廃の双子》や《絶え間ない飢餓、ウラモグ》とともに使うことで圧倒的なカード・アドバンテージを生み出し、輝きを放つはずだ。もちろん、公開するのが《龍王アタルカ》でも十分なアドバンテージになるだろう。

 君たちがどんなデッキを組むにせよ、このデッキは意識すべきものの基準となるだろう。君たちのデッキは、このようなデッキに押し潰されたりしないだろうか? もしダメなら、このデッキと戦える手段を用意しよう。

 そしてもちろん、これもマナ加速からエルドラージへ繋ぐデッキの一例に過ぎない。これはひたすらにランプ系デッキの本流に則ったものではあるものの、やや選択肢の広さに欠けるところがあるね。そこで、以下のような形に寄せるのも検討できるだろう。

リチャード・ワイアットの「ティムール・タイタンズ」
スタンダード
7 《森》
3 《島》
3 《山》
2 《燃えがらの林間地》
4 《樹木茂る山麓》
4 《開拓地の野営地》
2 《伐採地の滝》

-土地(25)-

4 《爪鳴らしの神秘家》
4 《コジレックの伝令》
3 《巨森の予見者、ニッサ》
4 《破滅の伝導者》
3 《希望を溺れさせるもの》
1 《虚空の選別者》
2 《荒廃の双子》
2 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》
3 《搭載歩行機械》

-クリーチャー(26)-
4 《タイタンの存在》
4 《爆発的植生》
1 《揺るぎないサルカン》

-呪文(9)-

 この形もまた、マナ・カーブの頂点に君臨するのは《絶え間ない飢餓、ウラモグ》だ。しかしこちらでは、《絶え間ない飢餓、ウラモグ》までたどり着く手段として《破滅の伝導者》を採用している。さらに、青を足すことで時間を稼ぐ手段としてもエルドラージを唱える助けとしても文句なしの《コジレックの伝令》の採用が可能になっている。そして、4枚搭載された《タイタンの存在》もあらゆるものを屠る除去として活躍してくれるだろう。

 このデッキに手を加えるなら、私は《深海の主、キオーラ》を何枚か採用したい。彼女は強烈なマナ加速を行うだけでなく、クリーチャーを手に入れる助けにもなってくれるのだ。

 ランプ系のデッキも自分には合わず、アグレッシブなデッキとランプ系デッキの間のものを使いたい人もいるだろう。うん、安心してくれ。次はミッドレンジだ!

ミッドレンジ系

 アグレッシブなデッキとコントロール寄りのデッキの間に位置するミッドレンジは、恐ろしい脅威となる4マナか5マナのクリーチャーと強力なシナジーを駆使して勝利を掴む。

 例えば、このような形が考えられるだろう。

アニス・ヌヴェールの「勝者」
スタンダード
5 《森》
2 《沼》
4 《ラノワールの荒原》
4 《ジャングルのうろ穴》
4 《亡骸のぬかるみ》
3 《繁殖苗床》
2 《荒廃した湿原》

-土地(24)-

4 《膨れ鞘》
4 《ズーラポートの殺し屋》
4 《ナントゥーコの鞘虫》
3 《異端の癒し手、リリアナ》
2 《肉袋の匪賊》
2 《無慈悲な処刑人》
4 《息詰まる忌まわしきもの》
4 《囁きの森の精霊》
4 《搭載歩行機械》

-クリーチャー(31)-
3 《祭壇の刈り取り》
2 《進化の飛躍》

-呪文(5)-

 ちょっとマナ加速が控えめなものの(恐らく《荒野の囁く者》や《爪鳴らしの神秘家》といったクリーチャーでのマナ加速が欲しくなるだろう)、このデッキは『戦乱のゼンディカー』の新カードを加えた極めて伝統的なミッドレンジ・デッキに仕上がっている。《囁きの森の精霊》や《搭載歩行機械》といった単体で強力なカードあり、そして《無慈悲な処刑人》や《肉袋の匪賊》と《異端の癒し手、リリアナ》や《膨れ鞘》のシナジーありのデッキだ。さらにこの形では、《息詰まる忌まわしきもの》と《進化の飛躍》によって、繰り返し使えるドロー・エンジンも搭載されているのだ!

 私としては、(先ほど述べたような)マナ加速を加えたい。それから、《地下墓地の選別者》のようなカードも検討すべきだろう。そして、調整のすえにコストの軽いクリーチャーが多くなれば《集合した中隊》も選択肢に入るだろう。そうすれば盤面の有利を素早く奪えるはずだ。

 同じ緑を使用するデッキでも、この形とは対極的なものもある。アンドリュー・ウェイゼル/Andrew Weiselが手がけたスゥルタイ・デッキのように、もう少しコントロールに寄せた――それでもミッドレンジの範疇を出ない――形だ。

アンドリュー・ウェイゼルの「墓地の主、キオーラ」
スタンダード
4 《森》
2 《島》
2 《沼》
4 《窪み渓谷》
4 《汚染された三角州》
4 《華やかな宮殿》
2 《ヤヴィマヤの沿岸》
3 《ラノワールの荒原》

-土地(25)-

4 《棲み家の防御者》
4 《ラクシャーサの死与え》
4 《死霧の猛禽》
3 《巨森の予見者、ニッサ》
2 《血の暴君、シディシ》
2 《黄金牙、タシグル》
4 《搭載歩行機械》

-クリーチャー(23)-
3 《破滅の道》
3 《スゥルタイの魔除け》
3 《時を越えた探索》
3 《深海の主、キオーラ》

-呪文(12)-

 《深海の主、キオーラ》は、スゥルタイ戦略期待の1枚だ! 彼女はカードをもたらしてくれるだけでなく、マナ加速をするだけでもなく、「探査」の燃料となるカードを墓地へ送ってくれるのだ!「変異」で《死霧の猛禽》の群れを繰り出すもよし、《黄金牙、タシグル》のコストを軽減するもよし、この手のミッドレンジ・デッキは、長いゲームを勝ち取る力があるのだ。

 ミッドレンジ・デッキの優れた点としてもうひとつ、大量のライフ回復と大型の脅威によってビートダウン・デッキに有利なところが挙げられる。例えば、こんな風に。

フロッグの「人生はライフだ」
スタンダード
8 《沼》
4 《平地》
4 《コイロスの洞窟》
4 《磨かれたやせ地》
4 《乱脈な気孔》
1 《魔道士輪の魔力網》

-土地(25)-

4 《隠れたる龍殺し》
4 《ドラーナの使者》
3 《マラキールの解放者、ドラーナ》
3 《異端の癒し手、リリアナ》
3 《粗暴な軍族長》
2 《フェリダーの君主》
1 《果敢な血王》

-クリーチャー(20)-
4 《究極の価格》
4 《勇敢な姿勢》
3 《見えざるものの熟達》
1 《宮殿の包囲》
3 《真面目な訪問者、ソリン》

-呪文(15)-

 満載されたライフ回復手段によって、このデッキは高速ビートダウンの猛攻を防ぎ切ることができ、同時に火力呪文の圏外を維持することもできる。

 この形のデッキが特にその強さを発揮するのは、長いゲームにおいてだ。《見えざるものの熟達》がゲームを長引かせる推進力となり、やがて盤面が完全に膠着すれば、《フェリダーの君主》が勝利をもたらしてくれるのだ!

 このデッキに似た形だが、「ライフを得る」というテーマをただ「自身のライフ総量を増やす」ということに留めない形もある。よし、「よく似た形でも違う」というものを取り挙げてみよう。

イトウ カズナリの「ドレイン・トレイン・オブ・ドラーナ」
スタンダード
8 《平地》
8 《沼》
4 《コイロスの洞窟》
4 《磨かれたやせ地》
2 《乱脈な気孔》

-土地(26)-

4 《血に染まりし勇者》
4 《物静かな使用人》
4 《ズーラポートの殺し屋》
4 《ランタンの斥候》
2 《ドラーナの使者》
2 《マラキールの解放者、ドラーナ》
2 《異端の癒し手、リリアナ》
2 《果敢な血王》

-クリーチャー(24)-
2 《吸血の儀式》
2 《墓所からの行進》
2 《宮殿の包囲》
2 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
2 《真面目な訪問者、ソリン》

-呪文(10)-

 このデッキの特徴は、軽いマナ域に寄せたマナ・カーブだろう。《物静かな使用人》といった「ライフを得ること」に関わるコストの軽いカードを集め、ライフ回復による恩恵を細かく積み重ねていく形だ。

 このデッキでは《カラストリアの癒し手》が夢のような1枚になり得る。《墓所からの行進》と組み合わせることで大活躍を見せるだろう!

 他にもこのようなデッキはあるだろうか? 上に紹介した2つの「ライフを得る」デッキを混ぜ合わせてやれば、「同盟者」に注目したまったく新しいデッキができるんじゃないかな? そう、つまり以下のような形になるだろう。

ティボルト・アドソンの「同盟者」
スタンダード
8 《平地》
1 《沼》
4 《コイロスの洞窟》
4 《乱脈な気孔》
1 《磨かれたやせ地》
1 《亡骸のぬかるみ》
4 《同盟者の宿営地》

-土地(23)-

4 《探検隊の特使》
2 《絶壁の見張り》
4 《カラストリアの癒し手》
4 《物静かな使用人》
4 《ズーラポートの殺し屋》
2 《コーの刃振り》
2 《コーの懲罰者》
4 《ドラーナの使者》
4 《マラキールの解放者、ドラーナ》

-クリーチャー(30)-
3 《墓所からの行進》
4 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》

-呪文(7)-

 『戦乱のゼンディカー』にて同盟者が帰ってきた――このデッキはそのシナジーを活かしたもので、ビートダウン・デッキに黒と白のライフ回復手段を加えて仕上げてある。

 《カラストリアの癒し手》や《ズーラポートの殺し屋》、そして《ドラーナの使者》が1点のライフを何度も稼ぐため、《物静かな使用人》が驚くべき力を発揮する。そして《マラキールの解放者、ドラーナ》がさらに自軍を強化してくれるだろう。

 それからもちろん、ゲームを終わらせる手段もあるぞ。《墓所からの行進》と《カラストリアの癒し手》の組み合わせだ。《カラストリアの癒し手》2体と他に同盟者を1体戦場に戻すだけでも、その時点で6点のドレインができる――その「行進」に同盟者をもう1体加えるのも難しいことじゃないだろう。それによって、このデッキはゲームが長引いても粘り強く戦えるのだ。

 こういったコンボを搭載した形もすごく面白いよね。それじゃあ、コンボの側面をさらに進めるとどうなるだろう? その場合は、《先祖の結集》なら同盟者以外もすべて戻せるから、《墓所からの行進》と迷う必要もないね!

ミヤサカ ヨウヘイの「同盟者の結集」
スタンダード
2 《平地》
1 《沼》
1 《山》
3 《燻る湿地》
4 《血染めのぬかるみ》
1 《進化する未開地》
4 《遊牧民の前哨地》
2 《戦場の鍛冶場》
2 《コイロスの洞窟》
4 《乱脈な気孔》
2 《同盟者の宿営地》

-土地(26)-

4 《カラストリアの癒し手》
4 《ズーラポートの殺し屋》
3 《炎套の魔道士》
2 《ランタンの斥候》
2 《ナントゥーコの鞘虫》
1 《マラキールの解放者、ドラーナ》
4 《地割れの案内人》
1 《オンドゥの勇者》

-クリーチャー(21)-
4 《苦しめる声》
2 《はじける破滅》
2 《対立の終結》
4 《先祖の結集》
1 《真面目な訪問者、ソリン》

-呪文(13)-

 コンボ集中型の「同盟者」デッキの紹介だ!《先祖の結集》が同盟者でいっぱいの墓地からクリーチャーを戦場に戻すと、《地割れの案内人》がそれらすべてに速攻を与え、対戦相手目がけて殺到する! なんてこった――さらに攻撃前にも《カラストリアの癒し手》の能力が誘発し、それから《ナントゥーコの鞘虫》でクリーチャーを生け贄に捧げると《ズーラポートの殺し屋》の能力も誘発する、ということも言い添えておこうかな。ズドーン!

 こういった戦略の素晴らしいところは、コンボを解き放つまではビートダウン・デッキとして戦える点だ。攻撃して、相討ちを取って、こちらが生き残っていれば――最後には対戦相手を一気に打ち倒すことができるのだ。

 コンボを搭載したミッドレンジ・デッキが好きかい? よし、最後にもうひとつ、私がデッキリストを見るなり笑顔になったものを見ていこう。馬鹿馬鹿しいくらい風変わりなものだけれど、動き出せばなかなかの脅威だぞ。

 今は撤退のときだ!

ダヴの「勝利への撤退!」
スタンダード
4 《平地》
4 《島》
4 《森》
4 《溢れかえる岸辺》
4 《吹きさらしの荒野》
4 《進化する未開地》

-土地(24)-

4 《万神殿の伝令》

-クリーチャー(4)-
4 《珊瑚兜への撤退》
3 《エメリアへの撤退》
4 《カザンドゥへの撤退》
4 《僧院の包囲》
4 《停滞の罠》
3 《ニッサの巡礼》
3 《ニクスの星原》
3 《ゼンディカーの乱動》
3 《空位の玉座の印章》
1 《神々の兜》

-呪文(32)-

 3種類の「撤退」を中心に、《空位の玉座の印章》や《万神殿の伝令》、そして《ニクスの星原》といった『マジック・オリジン』のエンチャントに関わるカードを加えたこのデッキは、ひとたび動き出せば反撃を許さないほどの力を持つ。

 このデッキでは、土地であれ呪文であれ、引き込んだものが何でもアドバンテージを生み出す。最後は天使・トークンか、あるいは戦場のエンチャントすべてで一気に襲いかかり、致命打を与えよう! フライデー・ナイト・マジックで試す日が待ち切れないね――まるで暴風が吹き荒れているかのように感じるはずさ!

 オーケー、ミッドレンジはこれくらいでいいだろう。それじゃあ、コントロールはどうかな?

コントロール系

 次々と繰り出される脅威を捌き、じっくりと勝利への道を拓いていくコントロールがやりたい人へ。『戦乱のゼンディカー』には、そんな君たちが使うべきツールもしっかりと用意されているぞ。

 今回のセットの目玉となるメカニズムのひとつは「覚醒」だろう。呪文に注目したこのメカニズムは、ゲーム後半に土地をクリーチャーにすることもできる。これはまさに、コントロールにうってつけだ。ゲーム序盤は普通に呪文として使うことができ、後半には勝ち手段に変わるのだ。例えば、このデッキを見てくれ。

メイガン・ペリオットの「バント『覚醒』」
スタンダード
4 《平地》
5 《島》
2 《森》
3 《大草原の川》
2 《梢の眺望》
4 《溢れかえる岸辺》
4 《吹きさらしの荒野》
3 《伐採地の滝》

-土地(27)-

4 《爪鳴らしの神秘家》
4 《ハリマーの潮呼び》
3 《乱動を刻む者、ノヤン・ダール》

-クリーチャー(11)-
2 《氷の猛進》
3 《軽蔑的な一撃》
2 《精霊信者の覚醒》
4 《風への散乱》
2 《乱動の噴出》
4 《次元の激高》
1 《水の帳の分離》
2 《変位の波》
1 《深海の主、キオーラ》
1 《卓絶のナーセット》

-呪文(22)-

 《次元の激高》のような、盤面を一掃しつつこちらの戦線は維持できるカードはもちろんだが、このデッキにはゲームの速度を早める手段がいくつも搭載されている。中でも《乱動を刻む者、ノヤン・ダール》は大きな活躍が見込める1枚だ――このデッキでなら、立て続けに呪文を唱えて一挙9点で攻撃、といったことも容易なのだ。

 それから、デッキに採用されているすべてのカードが「土地でない」カードに影響するものであることにも注目してくれ。《次元の激高》がその代表だが、《変位の波》もいかがだろうか? 対戦相手の盤面をすべてバウンスしながらもこちらのクリーチャーは残る、という動きが多く見られることだろう!

 オーケー、ではもっと典型的な「コントロール」はあるだろうか? なるほど、すでにいくつか青や赤のデッキを見てきたけれど、コントロールの枠に入ったものはなかったね。このセットでは青と赤がコントロールに向いた色なんだ――こちらのデッキを見てくれ。

マグネットクロコダイルの「魔女の使い魔」
スタンダード
8 《島》
4 《山》
4 《シヴの浅瀬》
4 《急流の崖》
2 《進化する未開地》
2 《見捨てられた神々の神殿》
1 《荒廃した瀑布》

-土地(25)-

4 《コジレックの伝令》
3 《荒廃を招くもの》
4 《忘却蒔き》
2 《バーラ・ゲドを滅ぼすもの》

-クリーチャー(13)-
3 《頑固な否認》
4 《手酷い失敗》
3 《現実変容》
4 《タイタンの存在》
4 《塵への崩壊》
2 《粗暴な排除》
2 《時を越えた探索》

-呪文(22)-

 《粗暴な排除》は、コントロール・デッキにもテンポ・デッキにもぴったりな1枚だ。これからの数ヶ月、青と赤を使う理由としてこのカードが見受けられることになると、私は予想しているよ。そしてこのデッキでも、《粗暴な排除》はコントロールに求められる役割をしっかりと果たしている。(私としては、こいつを絶対に4枚採用したい)。その他の打ち消し呪文や除去呪文も駆使して、大型のエルドラージを着地させるのがこのデッキの狙いだ。

 この戦略においては、《コジレックの伝令》が見事な活躍を見せてくれる。2/4というサイズで優れたブロッカーとなるだけでなく、コントロールに必要なカードからフィニッシャーまで、多くのカードのコストを{1}減らしてくれるのだ。《手酷い失敗》はわずか{U}で使えるようになり、《タイタンの存在》も{2}で唱えることができるようになる――さらに、打ち消し呪文を構えながら《忘却蒔き》や《荒廃を招くもの》を繰り出すことができるようになるのだ。

 それから、『戦乱のゼンディカー』の登場により、すでによく知られたデッキにも新しいカードが加わった。例えば、《スフィンクスの後見》デッキが3色に更新されたものを見てみよう。

ブランドン・エドモンドの「グリクシス後見テンポ」
スタンダード
3 《島》
3 《沼》
3 《山》
2 《窪み渓谷》
3 《燻る湿地》
2 《血染めのぬかるみ》
2 《汚染された三角州》
3 《急流の崖》
2 《血溜まりの洞窟》
1 《荒廃した瀑布》

-土地(24)-

2 《ヴリンの神童、ジェイス》
4 《不毛の地の絞殺者》

-クリーチャー(6)-
4 《手酷い失敗》
4 《苦しめる声》
4 《精神背信》
4 《コラガンの命令》
4 《スフィンクスの後見》
4 《粗暴な排除》
2 《ウギンの洞察力》
4 《宝船の巡航》

-呪文(30)-

 このデッキでは《ウギンの洞察力》という心強いものが加わった。このカードは《スフィンクスの後見》による勝利を支える――あるいは敗北を防ぐ――のに必要なカードを的確に見つけ出してくれて、おまけに《スフィンクスの後見》の能力を3回も誘発してくれる。それから、ここでも《粗暴な排除》の姿が見受けられるね。これで除去したカードが追放されるのも、《不毛の地の絞殺者》で2対1交換を取るのに役立つはずだ。

 さて、『戦乱のゼンディカー』後のスタンダードにはもうひとつ注目のカテゴリーがある――実はそれが重要なものなんだ。そのカテゴリーには実に様々なアーキタイプがあるけれど、ここで全部いっぺんに見てしまいたい。今後しばらくは多く目にすることになるであろうデッキの数々をご覧あれ。

万色系

 『戦乱のゼンディカー』がもたらした最もクレイジーなもののひとつは、《窪み渓谷》やその仲間たちが織り成す新たな2色土地のサイクルだ。どれも基本土地タイプを持っているため、ついにスタンダードの舞台で「フェッチ・ランド」とそれで持って来ることのできる2色土地が共演を果たしたことになる――つまり、どんなに馬鹿げたことであっても不可能ではなくなるときが来たのだ。

 これまでと比べて、4色や5色のデッキまで組むことが楽になった。適切にデッキを組み上げてやれば、すべての「フェッチ・ランド」が3色の中から2色を揃える土地と化すのだ! そして、各色のベスト・カードのみを詰め込んで戦うという戦略も、より実現可能なものになっている。それでは、この「万色」を前提にしたアーキタイプをいくつか見てみよう。

 まずはアグレッシブなデッキだ!

タイラー・ヒルの「中隊の下に」
スタンダード
1 《平地》
1 《島》
1 《沼》
1 《山》
1 《森》
1 《大草原の川》
1 《窪み渓谷》
1 《燻る湿地》
1 《燃えがらの林間地》
1 《梢の眺望》
2 《溢れかえる岸辺》
2 《汚染された三角州》
2 《血染めのぬかるみ》
2 《樹木茂る山麓》
2 《吹きさらしの荒野》
4 《進化する未開地》

-土地(24)-

4 《荒野の後継者》
4 《爪鳴らしの神秘家》
3 《ヴリンの神童、ジェイス》
4 《先頭に立つもの、アナフェンザ》
4 《カマキリの乗り手》
4 《凶暴な拳刃》
4 《包囲サイ》

-クリーチャー(27)-
1 《石弾の弾幕》
1 《ジェスカイの魔除け》
4 《集合した中隊》
3 《白日の下に》

-呪文(9)-

 きっとタイラーはこう感じたのだろう。「珠玉の多色カードの数々があるのに使わない手はないだろう?」と。3マナ域は《カマキリの乗り手》に《凶暴な拳刃》、そして《先頭に立つもの、アナフェンザ》! 安心してくれ――その後に続くのも《包囲サイ》という、やり過ぎなくらいの徹底ぶりだ。本当に容赦ない。

 このデッキの《集合した中隊》は特に酷いぞ。強力な3マナ域満載のこのデッキで使えば、一挙に盤面の合計パワーが8増えることもよくあるのだ!

 そしてもちろん、《白日の下に》もしっかり採用している! 《包囲サイ》を探してプレイするもよし――必要なら、追加の《集合した中隊》として使用するのもありだろう。このデッキは状況にとらわれず、縦横無尽に動けるのだ。

 もっと墓地に注目した形がいいなら、「万色」の力を得たスゥルタイをどうぞ。

シドニー・ローズの「万色スゥルタイ」
スタンダード
1 《森》
1 《島》
4 《梢の眺望》
1 《大草原の川》
2 《窪み渓谷》
4 《溢れかえる岸辺》
4 《吹きさらしの荒野》
3 《汚染された三角州》
4 《華やかな宮殿》

-土地(24)-

4 《獣呼びの学者》
4 《棲み家の防御者》
2 《ヴリンの神童、ジェイス》
2 《死霧の猛禽》
4 《血の暴君、シディシ》
4 《包囲サイ》
1 《奔流の精霊》
2 《黄金牙、タシグル》
1 《漂う死、シルムガル》

-クリーチャー(24)-
4 《未開地の捜索》
1 《ドロモカの命令》
3 《アブザンの魔除け》
1 《完全なる終わり》
3 《残忍な切断》

-呪文(12)-

 「万色」はそれを余すところなく存分に活かすこともできるが――いくつかの効果的なカードをタッチするためだけに使うこともできる。シドニーはそちらの方を選び、《包囲サイ》や《アブザンの魔除け》などを採用するために色を増やしたのだ。強固なマナ基盤に《獣呼びの学者》まで加わることで、どのカードも使いたいときに使うことができるだろう。私としては、さらに白のカードを増やすことになるけれど、《真面目な訪問者、ソリン》の採用も検討したい――シディシが生み出すゾンビ・トークンの群れと、間違いなく相性が良いだろう。

 以上のふたつのデッキは、元々あるアーキタイプを「万色」で強化したものだ。次は、同様に「万色」を核としながらも、もう少しゼンディカーらしさを出したデッキをご紹介しよう。

タンザナイトの「彼方より集いしもの」
スタンダード
3 《島》
3 《沼》
2 《山》
2 《窪み渓谷》
2 《燻る湿地》
1 《燃えがらの林間地》
4 《血染めのぬかるみ》
4 《汚染された三角州》
3 《伐採地の滝》

-土地(24)-

4 《深水の大喰らい》
4 《搭載歩行機械》
4 《波に漂うもの》
4 《コジレックの伝令》
4 《破滅を導くもの》
4 《不快な集合体》

-クリーチャー(24)-
4 《破滅の道》
3 《苦い真理》
4 《彼方より》
1 《精霊龍、ウギン》

-呪文(12)-

 《彼方より》と《伐採地の滝》のためだけに色を足す? そうとも、当たり前じゃないか! 他は「グリクシス・ミッドレンジ」そのものと言えるこのデッキだが、その2枚は喜んで受け入れる。《不快な集合体》と《彼方より》が組み合わされば、毎ターンこちらの盤面のパワーが2ずつ上がる。対戦相手はそのことを常に念頭に置かなければ、遥か彼方へと取り残されることになるだろう。

 私なら、《不毛の地の絞殺者》のような「昇華者」や、必要なときに探し出せるように大型エルドラージの採用を検討したい――《彼方より》の起動型能力のために1枚枠を取っておくのは悪くないはずだ。そしてもちろん、先述の《粗暴な排除》を使うのも大正解だ!

 「万色」による恩恵は、もうひとつある。これまでは一緒に使うのが極めて難しかったカードの組み合わせによるシナジーが発見できることだ。例えば、以下のデッキを見てくれ。

アキトの「エルドラージを使おう」
スタンダード
3 《森》
3 《島》
3 《沼》
1 《山》
1 《窪み渓谷》
1 《燻る湿地》
2 《燃えがらの林間地》
3 《汚染された三角州》
4 《血染めのぬかるみ》
3 《樹木茂る山麓》

-土地(24)-

4 《血に染まりし勇者》
4 《ヴリンの神童、ジェイス》
4 《ナントゥーコの鞘虫》
4 《龍爪のヤソヴァ》
4 《息詰まる忌まわしきもの》
1 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》

-クリーチャー(21)-
4 《進化の飛躍》
4 《反逆の行動》
4 《彼方より》
3 《憤激》

-呪文(15)-

 この形のデッキは、私も過去に何度も目にしてきた――奪って生け贄に捧げるデッキだ。しかしながら、そのカード選択にユニークさが見受けられる。例えば、緑のカードでありながら青か赤のマナを必要とする《龍爪のヤソヴァ》と、黒のカードである《ナントゥーコの鞘虫》が手を組んでいるところとかね。この組み合わせは、すぐにピンとくるようなものではないだろう――だが今こそうまく噛み合うものなのだ! こうして以前には可能性が低いと見られていた「色を越えたシナジー」を見つけ出すことこそ、このスタンダード環境で最も大切なことになるだろう。

 最後になるが、コントロール・デッキも取り挙げなければ、多色デッキを全部見たとは言えないだろう。4色のコントロールをご覧あれ。

デヴォン・ストラウブの「4色コントロール」
スタンダード
1 《平地》
2 《沼》
1 《山》
1 《森》
2 《燻る湿地》
1 《燃えがらの林間地》
1 《梢の眺望》
4 《血染めのぬかるみ》
4 《樹木茂る山麓》
2 《吹きさらしの荒野》
3 《砂草原の城塞》
2 《遊牧民の前哨地》
2 《乱脈な気孔》

-土地(26)-

3 《魂火の大導師》
1 《棲み家の防御者》
4 《包囲サイ》
2 《龍王ドロモカ》
1 《ムラーサの緑守り》
1 《龍王アタルカ》

-クリーチャー(12)-
4 《龍詞の咆哮》
4 《アブザンの魔除け》
4 《はじける破滅》
4 《光輝の炎》
2 《完全なる終わり》
1 《命運の核心》
3 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》

-呪文(22)-

 《包囲サイ》をはじめとした強力なクリーチャーの数々を《光輝の炎》や《龍王アタルカ》のような全体除去でバックアップするこのデッキは、本当に様々な軸で戦うことができる。ああそれから、《魂火の大導師》と《光輝の炎》のコンボにも注目してくれ――なんと、大量のライフを得ることができるんだ!


(編訳より:10月12日(現地時間)に掲載の本記事のうち、デッキ募集の部分を抜粋してお伝えいたします。募集したデッキが掲載される記事の英文掲載は10月26日(現地時間)、翻訳掲載は11月16日(日本時間)となります。)

低予算で戦乱へ

 ゼンディカーとエルドラージの戦いからも目を離せないが、もうひとつ見逃せない戦いがある――低予算デッキが巻き起こす戦乱だ!

 今回も君たちのひらめきを見ていこうじゃないか! 予算に限りがある中で練り上げた、最高のスタンダード・デッキを送ってくれ。今週のデッキ構築チャレンジは以下の通りだ。

フォーマット:スタンダード

デッキの制限:ある程度の予算内でデッキを構築すること。ゆるい定義だが、レアは少なく、神話レアはもし使うとしてもごく少数、という予算を考慮してほしい。

締め切り:10月20日(火) 午前10時(日本時間)

投稿方法・投稿先reconstructeddecks@gmail.com 宛にメールにて。

 デッキリストは、最初の行に「あなたのローマ字氏名+'s+デッキ名(英語)」、それに続いて各行に1種類のカードを、「枚数(半角数字)」+「半角スペース」+「カード名(英語)」の形式で、以下のように入力していただきたい。

12 Mountain
4 Makindi Sliderunner
3 Valakut Predator
4 Wild Slash

 カードの枚数と名前の区切りには半角スペース以外のものを使わないでほしい――「4x Wild Slash」などのように。整った書式のデッキリストは、読みやすく、このコラムに取り挙げやすくなる。書式が崩れたリストはおそらく受け付けられないだろう。デッキリストを読めないことには、それについて語ることもできないのだ!

 低予算とはいえ、ゼンディカーでできることは山ほどある。コモンにもアンコモンにも、強力でエキサイティングな土地やクリーチャーがたっぷりと用意されているのだ。その中で、君は何を作り出すだろうか? それを見るのが楽しみで仕方ないよ!

 それまで、何か意見や感想、質問があれば、気軽に私へ伝えてくれ! ツイートを送ったり、Tumblrで質問したりしてくれれば、必ず目を通すよ。

 それではまた次回まで、デッキ構築を楽しんでくれ!

Gavin / @GavinVerhey / GavInsight

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