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こちらマジック広報室！！：マジックでタッグバトル！？双頭巨人戦で遊ぼう！

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広報室

こちらマジック広報室！！

2016.1.11

こちらマジック広報室！！：マジックでタッグバトル！？双頭巨人戦で遊ぼう！

by 金子真実（WotC　日本コミュニティ担当）

　みなさんこんにちは！「こちマ！！」では『マジック：ザ・ギャザリング』（以下、マジック）を、はじめて遊ぶ方にも楽しく、そしてわかりやすく新製品やイベントなどの情報をお知らせしています。

　1月22日(金)は最新セット『ゲートウォッチの誓い』の発売日ですね！今回のセットは新メカニズムとして登場した「怒濤」により２人チームで対戦する遊び方がめちゃくちゃ面白いことになっているんですよ！

　今回の「こちマ！！」では特別編として、この「双頭巨人戦」の遊び方をご紹介していきます。

　ここはウィザーズ・オブ・ザ・コースト東京オフィス。

伊藤：定時になりましたよ、格内さん！お正月は親戚まわりで忙しくてマジックができなかったんで、マジックで遊びたくなりました！

格内：あなたはウィザーズ・プレイ・ネットワーク担当、年越しはパーティーを開いちゃう枠の伊藤豪志さん！今日も２人で遊んじゃいましょうか！

伊藤：じゃあさっそく......！？

２人の怪しい男：ちょっと待てやぁぁぁぁぁっ！

格内・伊藤：！？

怪しい男A：おうおう、最近てめーら定時になったら２人でマジックばっかりやってるらしいじゃねぇか！？お？

怪しい男A・B：そんなマジックリア充どもは、俺たちマジック警察が許さえねぞ？？あぁ？やんのかコラぁぁぁぁぁぁ！？

格内：...正体がイマイチ隠しきれていないですが、あれですよね、コミュニティ担当の金子さんとウィザーズ・プレイ・ネットワーク担当の柴田さんですよね？

怪しい男A：いいや、俺たちは「マジック警察」だ！オフィスの風紀を取り締まりにきた！！

怪しい男B：おまえら定時後にマジックを毎日毎日......、まじで仕事おわってんのかあ？！......ともかくリア充爆発しろ！

伊藤：ふむ、なるほど！一緒にマジックを遊びたいんですね！

怪しい男A：あんだぁ！？こんなチャラチャラした......。

怪しい男B：......。

格内：なんだかだんだん押し黙ってきましたね。どうなんですか？一緒に遊ぶんですか？

怪しい男A：伊藤先生......！！

怪しい男B：ワイワイ楽しくマジックがしたいです......。

伊藤：さて、みんなで仲良くマジックを遊びましょうか。

怪しい男A改め柴田：よっしゃ、やりましょう！

怪しい男B改め金子：はい、マジック、させてください！

伊藤：それでは、せっかく４人いることですし、今日は２人対２人に分かれて戦う「双頭巨人戦」をやってみようかなと思います。チームメイトの２人があたかもひとりのプレイヤーかのように、そう、頭が２つに分かれた巨人のように対戦を行うことから、こんな名前がついています！

格内：なんだか面白そう！まずはチーム分けをしなきゃですね。今回は金子さんと柴田さんの「マジック警察」チーム、そして格内と伊藤さんの「マジックリア充」チームでいかがでしょうか？

みんな：異論なし！

伊藤：実は今週末の1月16日(土)～17日(日)に開催される『ゲートウォッチの誓い』のプレリリースでも双頭巨人戦のイベントが多く実施されるんですよ。

格内：おお、では、いま習っておくとちょうどいいですね！で、どのようにして遊ぶのでしょうか？

伊藤：タイミングも良いので、今回は『ゲートウォッチの誓い』プレリリース・パックに入っているブースターパック６個（『ゲートウォッチの誓い』４個と『戦乱のゼンディカー』２個）を使って、「双頭巨人戦」の遊び方を説明したいと思います。まずは、基本土地カードと合わせて40枚以上のデッキをつくりましょう！

格内：デッキの作り方でポイントはありますか？

伊藤：『ゲートウォッチの誓い』には双頭巨人戦で使用することで、さらに強い効果を発揮するカードがあります。新メカニズムとして登場した「怒濤」という能力を持っているカードがそれです。自分が組みたい色で怒濤のカードがあれば、デッキに入れて損なしです！

格内：よっしゃ、デッキの準備はできました！と、普通のマジックの遊び方と違うところはありますか？

伊藤：プレイヤーと戦場の配置、ライフ、マリガン方法など違う部分もちょっとあるので、実際に遊びながら順番に解説しますね。ちなみに双頭巨人戦は１ゲーム先取制で勝負を決めます！

格内：１本勝負...！なるほど、だからサイドボードの説明がなかったんですね。

伊藤：まずはチームメイト２人が横に並んで、相手チームと対面するかたちで座ります。戦場は下の図のような配置でゲームをはじめます。開始時のライフは30点、チームで共有です。

柴田：４人でワイワイしてる感じで、これこそマジックリア充って感じですね！

金子：俺たちは......ここにたどり着きたかったんだな......！（ホロリ）

伊藤：まずは、手札を７枚引きましょう！もし手札が気に入らない場合、最初の１回に限り、枚数を減らすことなく引き直しができる「フリー・マリガン」ができます。

伊藤：双頭巨人戦では、チームメイトと同時にターンを進行していきます。アンタップするのもドロー・ステップでカードを引くのも一緒です。

金子・柴田：瞬間、心、合わせて...、アンタップ、アップキープ、ドロー！

伊藤：ただし、呪文を唱える際には１人ずつ唱えていくことになります。ほかに注意することとしては、ライブラリーは共有しませんし、チームメイトのマナで呪文を唱えたりすることはできません。手札や墓地も区別します。

伊藤：戦闘についても、チーム単位で行います。攻撃チームは、チームメイトと合わせてどのクリーチャーで攻撃をするか選択し、防御チームに対して攻撃します。防御チームは、どちらのプレイヤーのクリーチャーでも自由にブロックができます。

伊藤：双頭巨人戦を含むマジックのチーム戦では、相談を行うことができます。自分の手札を見せたりして、情報を共有することもできます。また、一方のプレイヤーがカードの効果によって非公開の情報（相手の手札や自分のライブラリーなど）を見る場合にも、それをチームメイトに見せることができます。

伊藤：ただ、あまり相談しすぎると進行が遅くなり相手チームを待たせてしまいますので、その点は配慮しましょうね。大まかに、共有するものと共有しないものをまとめますね。

【共有するもの】

ライフ

ターン進行

情報

毒カウンター

【共有しないもの】

カード（パーマネントや手札・墓地を含む）

マナ

格内：ぷふぇー、覚えることがいっぱいで忘れちゃいそう！

伊藤：大丈夫です！双頭巨人戦のルールを簡単にまとめた紙製のプレイマットもこちらよりダウンロードできますので、心配な方はそれを見ながら遊びはじめてもよいかもしれませんね。

伊藤：さて、説明はこれくらいにして、そろそろ勝負を決めましょうか！ 僕は《押し潰す触手》を「怒濤」コストで唱えたいです！

格内：伊藤さんが《押し潰す触手》を「怒濤」コストで唱えるためには、私がはじめに適当な呪文を唱えてみればいいんですよね。はい、これで条件達成です！

金子：うっ......今回のチーム戦のキー能力、「怒濤」をうまく使われている......だとっ！？

柴田：土地以外のパーマネントが全て戻されて、一方的に８/８のタコを出されてしまった......！

格内：そして......トドメです！

格内：「怒濤」を達成した《巨人の陥落》で、柴田さんと金子さんおふたりに５点ずつダメージを与えます！チームのライフに合計10点！私たちの勝ちですね！

金子：ぬわーーーーっっ！！

柴田：えっ！１枚のカードで10点も食らっちゃうんですか！？

金子：そうなんですよ......。複数のプレイヤーに効果のある呪文や能力は、双頭巨人戦では非常に強力なんです......ばたり。

伊藤：そう、複数のプレイヤーや対戦相手に効果のある呪文や能力は、双頭巨人戦の勝利の鍵なんです！

伊藤：例えばこの《穴掘り土百足》《ハグラへの撤退》は、上陸で相手のチームに合計２点を与えられます！

伊藤：手札破壊も、「各対戦相手」と書いてあるものがあるので要チェック！通常の対戦の２倍の効果がありますよ！

格内：私たち、「マジックリア充」チームの勝利です！楽しかったですねー！ところで今回はプレリリース・パックを使用して遊びましたが、それ以外の方法でも双頭巨人戦は遊べるんですか？

伊藤：もちろんプレリリース・パックじゃなくて、普通のブースターパックを使用しても遊べますよ。その場合は、チームあたり８パックを使用して40枚のデッキを２人分組むことになります。また、スタンダードなどの構築戦でも双頭巨人戦は遊べます。その場合は、同じカードはチームで４枚までになりますので注意してくださいね！