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『アモンケット』での分割カード・ルールの変更

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『アモンケット』での分割カード・ルールの変更

Eli Shiffrin

2017年4月4日

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 『アモンケット』の発売をもって、分割カードにいくらかの合理化を行います。これは余波カードだけでなく、全ての分割カードに適用されます。

 これまで、分割カードの点数で見たマナ・コストについては微妙な扱いがされてきました。

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  • 《天導+先導》の点数で見たマナ・コストは2として扱われることがあった:《ゴブリンの闇住まい》で対象にできた。
  • 4として扱われることがあった:《精神背信》で追放できた。
  • 6っぽいことがあった:《闇の腹心》で公開したらライフは6点失っていた。
  • それらの複数であることがあった:《相殺》は《否認》と《精神壊しの罠》の両方が《天導+先導》を公開して打ち消せた。

 これはルールに精通して気がついたプレイヤーに有利になることですが、多くのプレイヤーは困惑していました。「分割カードは奇妙だ」ということについて、私たちは改善すべきことだと考えていました。この奇妙な相互作用は理解していれば楽しいものですが、新しい相手に対してプレイするたびに説明しなければならず、対戦相手が信じてくれるとも限りませんでした。ジャッジは分割カードについてプレイヤーに長い間(徒労になりながらも)説明を繰り返してきました。そこで、『アモンケット』で分割カードがスタンダードに帰ってくるこの機会に、分割カードを単純なものにしようと決定しました。

 この変更の中核となるのは、分割カードがスタック以外にある間、2組の特性を持つという考え方をやめることです。特性の中には複数の情報を持つのが非常に自然なものもあります。《羽ばたき飛行機械》がアーティファクト・クリーチャーであるのと同じように、《天導+先導》はインスタント・ソーサリーです。マナ・コストに{B}と{G}が含まれるので、《巻きつき蛇》と同じように黒緑です。そう、マナ・コストは両方の要素を合わせたものになります。《天導+先導》のマナ・コストを参照するカードが見る値は、{4}{B}{G}になります。

 そう考えると、点数で見たマナ・コストの質問は単純になります。《天導+先導》がスタック以外にある間は、点数で見たマナ・コストは6です。スタックにある間、《天導》は黒のインスタントで点数で見たマナ・コストは2で、《先導》は緑のソーサリーで点数で見たマナ・コストは4なのは変わりません。しかし、《天導+先導》は、スタック以外にある限り黒緑のインスタント・ソーサリーで点数で見たマナ・コストは6なのです。

 これによって、分割カードの点数で見たマナ・コスト関連の相互作用を利用したいくつかのデッキが使えなくなることは把握しています。

  • 《カーリ・ゼヴの巧技》で《強行+突入》や《唯々+諾々》を唱えることはできません。
  • 《暴力的な突発》の続唱から《爆裂+破綻》は唱えられません。
  • 《等時の王笏》に《遠隔+不在》や《拘束+決心》を刻印できません。
  • 《相殺》で《摩耗+損耗》を公開した場合に打ち消せるのは点数で見たマナ・コストが3の呪文だけで、1や2の呪文は打ち消せません。

 これらの変更が新旧問わず分割カードをプレイしたときのプレイ体験をよりよいものにしてくれると信じています。

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