READING
翻訳記事その他
グランプリ・クアラルンプール2016へようこそ!
グランプリ・クアラルンプール2016へようこそ!
Joe Soh / Tr. mtg-jp.com staff
2016年10月4日
筆者より
みなさんこんにちは !
こんにちは、ジョー・ソーです。(日本のプレイヤーの皆さんは、私のことをグランプリ・神戸2015の白黒の戦士として記憶されているかもしれません。)現役のプレイヤーから東南アジアとアジア太平洋地域グランプリのトーナメント・オーガナイザーに転進しました。プレイヤー歴は20年ほどです。プレイヤーとしてゲームに参加するのも楽しかったですが、プレイヤーの皆さんのためにイベントオーガナイザーとして貢献できるチャンスを与えてもらえたことにとても感謝しています。20年のプレイ歴では、グランプリでトップ8進出が2回、国内王者を2回、プロツアーでトップ16進出が3回、それから、2003年に国別代表として世界選手権で3位に入賞しました。日本の漫画やアニメ文化が大好きで、今は、アニソン・ユニットのfripSideにはまっています。
皆さんにグランプリ・クアラルンプール2016を楽しんでいただくことに加え、クアラルンプール周辺の魅力的な観光地を楽しんでいただくために、この記事をイベント・チームとともに書きました。
グランプリ・クアラルンプール2016へようこそ!
グランプリ・クアラルンプール2016は、10月21日(金)~23日(日)にスタンダードにて開催されます。
クアラルンプール(KL)は、「泥川の交わるところ」という意味の名前を持つマレーシアの首都です。その名の通り、クラン川とゴンバック川というふたつの川の交わる地点がこの街の発祥とされています。1,700万人の多種多様な人々を擁するクアラルンプールはマレーシア最大の都市であり、ここに住まう人の人種は大きく3つに分けられます。マレーシア人、中国人、そしてインド人とその他のグループです。クアラルンプールは「何でも実現できる街」として知られており、マレーシア中からビジネス・チャンスを求めて人々が集まって来ます。また、景勝地や観光地も数多くあり、旅行者たちの心を捕らえて離しません。それからこの街は「買い物天国」としても有名で、最新のトレンド商品をお値打価格で取り揃えたショッピングモールが軒を連ねています。美味しい食事も魅力で、マレーシアの郷土料理から世界中の食文化まで幅広く堪能することができます。宿泊施設も豊富であり、お手頃な宿から5つ星ホテルまで、きっと旅行者の皆さんに合ったものが見つかるはずです。クアラルンプールでは言語の壁もそこまで厳しくありません。マレーシア人の多くが、英語、マレー語、中国語を話せます。街としては小規模に見えるかもしれませんが、多文化が織りなすこの街では訪れた方の多くが迷い、ガイドを必要とするのです!
クアラルンプール中心部の観光名所
「ペトロナスツインタワー」は、クアラルンプールに初めて来た方にはぜひ訪れていただきたいこの街の象徴です。1998年に建設されたこのタワーは88階建ての超高層ビルであり、ふたつのタワーを繋ぐ2階建ての「スカイ・ブリッジ」からは、「クアラルンプール・シティ・センター」からさらに先まで見渡せる素晴らしい眺めを楽しめます。下層階には「スリア KLCC」という複合ショッピングセンターがあり、世界中のブランド品や飲食店、アート・ギャラリー、コンサート・ホール、そして「KLCC水族館」という大型の水族館まで入っています。「ペトロナスツインタワー」から歩いてすぐのところには、ジョギング用のコースや噴水を備えた広大な「KLCCパーク」もあり、散策にぴったりです。
クアラルンプールの歴史的建造物といえばもうひとつ、この街で最古のムーア様式建築である「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」もご紹介しましょう。この建物は、大英帝国による植民地時代に管理事務局として機能していました。現在はマレーシアの情報通信・文化省の庁舎となっています。1897年に建設されたこの建物は「ムルデカ・スクエア(独立広場)」の東に位置しており、マレーシアの独立記念日にはパレードがすぐ前を通ります。
お買い物が大好きな方には、プタリン通りのチャイナタウンも見逃せません。色鮮やかで夜も眠らぬチャイナタウンは、「バーゲン・ハンターの楽園」として知られています。オリエンタルな文化や遺産、歴史にたっぷり浸れるこの場所は、マレーシアで最も旅行者人気の高い観光地と言っても過言ではないでしょう。マレーシアの多文化的な背景を余すところなく表現したこの場所なら、さまざまな品物が手に入ることでしょう。
マレーシア伝統の工芸品や民芸品が欲しい方は、クアラルンプールの中心部にある「セントラル・マーケット」がおすすめです。建物自体にも歴史的価値がある「セントラル・マーケット」は、1888年に生鮮食品の市場として建設され、それから長きにわたって観光客や買い物客、そして伝統工芸品の愛好家たちを楽しませ続けてきました。
お腹がすいてきましたね? ご飯にしませんか? クアラルンプールの中心部なら、食事の選択肢に困ることもありません! クアラルンプールの食文化の中心と呼ばれる(ブキッ・ビンタン駅すぐ近くの)「アロー通り」は、空調の利いた中華料理店も一部ありますが、何よりも通りの両側を埋めるほどに立ち並ぶ屋台街が特徴です。ジューシーに焼いた肉料理から麺類、デザートまで、驚くほど多彩な食事が揃うこの場所は、クアラルンプール最大の(そして最安の)グルメ・スポットとして知られています。他にもマレーシアの郷土料理を楽しみたい方は、ぜひ私たちの「国民食」である「ナシレマッ」を食べてみてください。ココナッツミルクで炊いたご飯に、イカンビリス(小魚を乾燥させたり揚げたりしたもの)やピーナッツ、スライスしたキュウリ、固茹で卵、そしてサンバル(辛味噌)をトッピングしたご飯もののひと皿です。
10月は、マレーシアのヒンドゥー教徒が「ディワーリー」、あるいは「光のフェスティバル」と呼ばれるお祭りを開催します。期間中、彼らは寺院や家庭の祭壇で浄化の儀式を行い、新年のお祝いをするのです。寺院は色とりどりの花で飾られ、信者たちからは果物やココナッツミルクが祭壇に捧げられます。また「ディワーリー」のお祭り中は、砂糖菓子やライスプディング、クッキーの一種であるムルックなど、インドの美味しいお菓子を食べられます。この時期に行くべき場所といえば、ブリックフィールズの「リトル・インディア」でしょう。広い通り沿いにはインド人が経営する商店やレストランが並んでいます。商店にはサリーや花飾り、スパイス、ボリウッドの音楽など伝統的なインドの品々がすべて揃っており、レストランではワダやドーサ(米粉で作ったインドのパンケーキ)といったインドの郷土料理を食べられます。
クアラルンプールは、夜遊びも充実しています。通りには数え切れないほどのバーやパブ、クラブがあり、5つ星レストラン内には豪勢な屋上レストランやバーもあります。日が落ちれば各所のナイトスポットが活気を見せ、この街は明るくフレンドリーな雰囲気で包まれます。「ズークKL」に代表されるクラブでは、皆がさまざまなアルコール飲料を楽しみながら才能溢れるDJの送るダンス・チューンに身を任せています。もちろん夜市も早朝まで賑やかで、ずらりと並んだ屋台からはアジア料理の美味しそうな匂いがいつまでも立ち込めます。夜遊びに出るなら、「チャンカット・ブキッ・ビンタン」や「アジアン・ヘリテージ・ロウ」、「アロー通り」、「プタリン通り」などがおすすめです。
グランプリ・クアラルンプール2016会場
グランプリ・クアラルンプール2016は、「サンウェイ・ピラミッド・コンベンションセンター」にて開催されます。開催地の住所は以下の通りです。
Lot No LL2.1lppp37, Lower Level 2 Sunway Pyramid Phase 2, 46510 Jaya, Selangor Darul Ehsan, Bandar Sunway, 47500 Subang Jaya, Selangor, Malaysia
「サンウェイ・ピラミッド・コンベンションセンター」は、「サンウェイ・リゾート・ホテル&スパ」や「サンウェイ・ピラミッド・ショッピングモール」と直結しています。有名なテーマパークもすぐ近くにありますよ!
サンウェイ・リゾート・ホテル&スパ
「サンウェイ・リゾート・ホテル&スパ」は、グランプリ・クアラルンプール2016公式提携ホテルです。洗練された最高品質の客室に、驚くほど充実した設備を備え、すぐ隣にはさまざまなエンターテインメントを擁する5つ星ホテルです。
世界中から集まるグランプリ参加者の皆さんをサポートするために、「サンウェイ・リゾート・ホテル&スパ」ではグランプリ・クアラルンプール2016参加者様特別プランをご用意しています。予約方法は以下の通りです。
- 「サンウェイ・リゾート・ホテル&スパ」の公式ウェブサイトへアクセス。
- 以下の説明に従って予約を完了する。
コピー&ペースト用プロモ・コード:SRHCCSB16C
サンウェイ・ラグーン・テーマパークとサンウェイ・ピラミッド
「サンウェイ・ラグーン・テーマパーク」は、クアラルンプール中心部から南西15kmほどに位置するプタリン・ジャヤにあります。さまざまな水上アトラクションはもちろん、地上のアトラクションも充実しており、暑い日を涼しく楽しく過ごすのにうってつけです。このテーマパークは最近になってさらに規模を増し、ウォーター・パーク、スクリーム・パーク、アミューズメント・パーク、エクストリーム・パーク、ワイルドライフ・パークという5つのゾーンに分かれています。多彩なウォーター・ライドに子ども向けのアトラクション、どこも賑やかなパーク内の通路、絶叫マシン、華やかなショー、動物園、テーマ感たっぷりのお土産屋、上質なレストラン......この地のアトラクションと言えば「サンウェイ・ラグーン・テーマパーク」で決まりです。
テーマパークで遊んだら、興奮そのままに「サンウェイ・ピラミッド」へ行くのもいいでしょう。「サンウェイ・ラグーン・テーマパーク」から歩いてすぐのところに、1997年開業の大型ショッピングモールがあるのです! ここはファッション・アイテムのお買い物からお食事まで、年齢も文化もさまざまな皆さんがみんな楽しめる場所になっています。「サンウェイ・リゾート・ホテル&スパ」にご宿泊の方は、歩いて行ける距離にすべての楽しみが詰まっているというわけです!
グランプリ・クアラルンプール2016参加登録方法
まずは主催者のウェブサイトへアクセスします。
表示されたページをスクロールしていくと、画面左側に[BASIC REGISTRATION]の枠と[Register]と書かれた赤いボタンが表示されます。
[Register]のボタンをクリックして、[PREREGISTRATION]のページへ行きます。
それから、表示されたフォームをすべて(DCI番号、名前、メールアドレス、電話番号、国籍)入力します。続けてそれらの下にあるチェックボックスにも該当するものにチェックを入れ、[Submit]をクリックします。次は参加費の支払い画面へ移ります。
グランプリの参加費はPayPalを通して支払われます。PayPalのアカウントをお持ちでない方は、その場でアカウント登録もできますし、クレジット・カードも使用できます。言語オプションからご利用の言語を選択してください。
支払いが完了すると、確認のメールが届きます。メールが届かない場合は、登録状況の確認のため以下の内容を記載してinfo@cl-consultations.comまでご連絡ください。
<苗字>
DCI: <DCI 番号>
(paid by <フルネーム> )
This is your order confirmation for Grand Prix Kuala Lumpur 2016.
参加費詳細
Event: Grand Prix Kuala Lumpur 2016 | ||
Item | Qty | Total Amount |
GP Kuala Lumpur 2016 - Basic | 1 | 260.00 |
Total | MYR260.00 |
(260マレーシア・リンギット=約6438円 ※2016年10月4日現在)
クアラルンプール国際空港(KLIA/ KLIA 2)からサンウェイ・ピラミッド・コンベンションセンターまでのアクセス
最近クアラルンプールの鉄道システムがさらに便利になったおかげで、空港(KLIA/ KLIA 2)からグランプリ・クアラルンプール2016会場へのアクセスが楽になりました。プレイヤーの皆さんは、マレーシア最大の交通の要所である「KLセントラル駅」から電車でもバスでも会場に行けます。まずは「スティア・ジャヤ駅」行きの電車かバスをご利用ください。それから、バス・ラピッド・トランジット(BRT)のサンウェイ・ラインに乗り換えて「サンウェイ・ピラミッド」へ向かってください。詳しくはこちらのページをご覧ください(リンク先は英語)。
クアラルンプールの各観光地への鉄道での行き方については、「KLセントラル駅」の公式ウェブサイトをご確認ください(リンク先は英語)。
世界中から集まるプレイヤーの皆さんがこのガイドを読んでクアラルンプールのことを知り、グランプリを最高に楽しく過ごしていただければ幸いです! 次回はグランプリについてのさらなる詳細をお届けしますので、お楽しみに!
RANKING ランキング
-
戦略記事
とことん!スタンダー道!ゴルガリ・ランプと『ファウンデーションズ』の注目カード(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
戦略記事
世話人型白単コントロール、『ファウンデーションズ』の注目カードは?(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
戦略記事
今週のCool Deck:イゼット厄介者で機織りの季節を楽しもう(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
広報室
年末はカジュアルにマジックを楽しもう!11月15日より特別なフレンドリーイベント&キャンペーン3種を開催|こちらマジック広報室!!
-
読み物
第50回:『ファウンデーションズ』統率者ピックアップ|クロタカの統率者図書館
NEWEST 最新の読み物
-
2024.11.21戦略記事
とことん!スタンダー道!難解パズルなカワウソ・コンボ(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2024.11.20戦略記事
緑単アグロ、原初の王者の帰還!(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2024.11.19戦略記事
ボロス・バーン:基本セットと火力の関係(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2024.11.18戦略記事
世話人型白単コントロール、『ファウンデーションズ』の注目カードは?(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2024.11.15戦略記事
今週のCool Deck:イゼット厄介者で機織りの季節を楽しもう(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2024.11.15お知らせ
MTGアリーナニュース(2024年11月11日)|お知らせ
CATEGORY 読み物カテゴリー
戦略記事
コラム
読み物
BACK NUMBER 連載終了
- Beyond the Basics -上級者への道-
- Latest Developments -デベロップ最先端-
- ReConstructed -デッキ再構築-
- Daily Deck -今日のデッキ-
- Savor the Flavor
- 射場本正巳の「ブロールのススメ」
- 津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ
- 浅原晃の「プレミアイベント三大チェックポイント!」
- ガフ提督の「ためになる」今日の1枚
- 射場本正巳の「統率者(2017年版)のススメ」
- かねこの!プロツアー食べ歩き!
- ロン・フォスターの統率者日記
- 射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」
- マアヤのマジックほのぼの日記
- 金子と塚本の「勝てる!マジック」
- 射場本正巳の「統率者(2015年版)のススメ」
- 週刊連載インタビュー「あなたにとってマジックとは?」
- なかしゅー世界一周
- 中村修平の「デイリー・デッキ」
- 射場本正巳の「統率者(2014年版)のススメ」
- 中村修平の「ドラフトの定石!」
- 浅原晃の「プロツアー観戦ガイド」
- 鍛冶友浩の「プロツアー観戦ガイド」
- ウィザーズプレイネットワーク通信
- Formal Magic Quiz
- 週刊デッキ構築劇場
- 木曜マジック・バラエティ
- 鍛冶友浩の「デジタル・マジック通信」
- 鍛冶友浩の「今週のリプレイ!」
- 渡辺雄也の「リミテッドのススメ」
- 「明日から使える!」渡辺リミテッド・コンボ術
- 高橋優太の「このフォーマットを極めろ!」
- 高橋優太の「このデッキを使え!」
- 黒田正城の「エターナルへの招待」
- 三田村リミテッド研究室
- 新セットめった切り!
- シングルカードストラテジー
- プレインズウォーカーレビュー
- メカニズムレビュー
- その他記事