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こちらマジック広報室!!
こちらマジック広報室!!:『Modern Event Deck』であなたも「モダン」デビューしませんか!?
こちらマジック広報室!!:『Modern Event Deck』であなたも「モダン」デビューしませんか!?
by 格内麻也子(WotC広報担当)
みなさんこんにちは!「こちマ!!」では『マジック:ザ・ギャザリング』(以下、マジック)を、はじめて遊ぶ方にも楽しく、そしてわかりやすく!新製品などの情報をお知らせしています。
さて、ここでいきなりクイズ! 2月に開催されたプロツアー『神々の軍勢』、そして8月開催の「グランプリ・神戸2014」に共通することとは...!? ち・ち・ち・ち、ちーん!! はい、フォーマットが「モダン」だということです! 最近「モダン」が気になっている方は必見!
今回の「こちマ!!」では、5月30日(金)発売の『Modern Event Deck』についてじっくりとご紹介していきますよ〜!
「モ、モダン...、でもハードル高いフォーマットだなー」と思っている方も多いのではないでしょうか?ええ、わかります。格内も楽しそうだなと思いつつもなかなか手が出せないでいました。んが!この『Modern Event Deck』さえあればモダンをすぐにはじめられると言うのです! これは良いきっかけになりそうですね...!
でも手に入らない?いいえ、みんなの願いが集まれば再生産できるかもしれません...! もし『Modern Event Deck』欲しい!というご要望があればカードショップの店員さんなどに伝えていただけるとありがたく思いますー! 声に出してアピールよろしくお願いしますねっ!!
では、まず早速セットの中身をみてみましょう。構築済みデッキ60枚、サイドボード15枚、かなり立派なデッキケース、スピンダウンライフカウンター、両面トークンカード5枚、戦略の説明書、そしてこのピカピカの特製スリーブ80枚までついてくるお得なセット。そしてデッキのリストはこちら! 《遍歴の騎士、エルズペス》、《饗宴と飢餓の剣》なんかの注目カードも入っていますね!
5 《平地》 4 《沼》 4 《コイロスの洞窟》 4 《孤立した礼拝堂》 2 《真鍮の都》 4 《風立ての高地》 1 《大天使の霊堂》 -土地(24)- 2 《魂の管理人》 3 《潮の虚ろの漕ぎ手》 -クリーチャー(5)- |
3 《流刑への道》 2 《コジレックの審問》 4 《無形の美徳》 4 《急報》 3 《清浄の名誉》 3 《盲信的迫害》 2 《忠実な軍勢の祭殿》 4 《未練ある魂》 4 《幽体の行列》 1 《饗宴と飢餓の剣》 1 《遍歴の騎士、エルズペス》 -呪文(31)- |
2 《ブレンタンの炉の世話人》 3 《戦争の報い、禍汰奇》 3 《強迫》 3 《大祖始の遺産》 2 《四肢切断》 2 《幽霊街》 -サイドボード(15)- |
○さっそく『Modern Event Deck』で遊んでみた!
モダン初挑戦でもやるからには勝ちたい!と、いうことで、どれくらいの実力のデッキなのか今回も実験してみました!用意したのは『Modern Event Deck』と、モダンの代表的なアーキタイプ「親和デッキ」。この2つのデッキで勝負を行いその実力を試してみます!
1 《島》 3 《空僻地》 4 《ダークスティールの城塞》 4 《墨蛾の生息地》 4 《ちらつき蛾の生息地》 -土地(16)- 4 《羽ばたき飛行機械》 2 《メムナイト》 4 《信号の邪魔者》 4 《電結の荒廃者》 4 《鋼の監視者》 4 《大霊堂のスカージ》 1 《刻まれた勇者》 1 《エーテリウムの達人》 -クリーチャー(24)- |
4 《オパールのモックス》 1 《溶接の壺》 4 《感電破》 3 《バネ葉の太鼓》 4 《頭蓋囲い》 4 《物読み》 -呪文(20)- |
3 《刻まれた勇者》 1 《外科的摘出》 2 《呪文貫き》 2 《倦怠の宝珠》 2 《鞭打ち炎》 1 《古えの遺恨》 1 《天啓の光》 3 《血染めの月》 -サイドボード(15)- |
試合をはじめる前にまずはカードシャッフル...、まずこのピカピカのスリーブが並ぶだけでテンションがあがります!(笑) ちなみに『Modern Event Deck』のカードのテキストは全て英語です。最近、英会話に通いはじめた格内はちゃんと英語を理解できるのか...!? それでは試合開始!!
1本目、超速攻型である親和デッキはその特徴を序盤から発揮! 0マナで出せる《オパールのモックス》などアーティファクトが一気に戦場に並びます。そして《羽ばたき飛行機械》に《頭蓋囲い》が装備され、アーティファクトの数だけパワーが増えます...! もう投了したい...(泣)
ここで、格内は悪あがきの《コジレックの審問》を唱え手札を見せてもらいます。わー、アーティファクトいっぱい!って当たり前ですね、親和はそういうデッキ構成ですもんね。4点ダメージを受けるのは嫌なので《感電破》を捨ててもらいます!(キリッ)
「よーし、頑張るぞ!」と思っていたら、アーティファクト・クリーチャー全員でアタック宣言...!(展開はやいよー!)格内は《幽体の行列》で戦場に出していた1/1のスピリット・トークン・クリーチャー3体で相手クリーチャーを3体ブロックし、なんとかこのターンを逃れようとします。
んが!《電結の荒廃者》の能力で、自分の上に載ったカウンターを《信号の邪魔者》にひょいっと移しかえます!(えー、きいてないよー!!)どどどっと攻め込まれてあっという間に負けてしまいました!
なにもできずに1本目が終わってしまいました...、悔しさのあまりしばらく暴れまわる格内。...しかし親和デッキの動きはすでに読めた!! サイドボードすれば活路がないわけではない...!!
と、いうことでカードをごっそり入れ替え! 相手の動きを邪魔できるカード《戦争の報い、禍汰奇》、《幽霊街》、《四肢切断》を入れます!
2本目、親和デッキは同じく超速攻でアーティファクト・クリーチャーを戦場に並べます。ここで《頭蓋囲い》が出されてしまったら大ピンチ...! 1本目のあの悪夢が蘇ります。
しかし、格内は落ち着いて《潮の虚ろの漕ぎ手》を戦場に出し相手の手札をチェック! すると手札に《頭蓋囲い》を発見! まんまと追放することに成功です!! 《未練ある魂》をフラッシュバックさせ戦場に4体並べていた、飛行を持つ白の1/1スピリット・クリーチャー・トークン全員でアタック!! しかも《清浄の名誉》もあります!!(どうだー!!)
相手は飛行を止める術がなく《電結の荒廃者》の能力で周りのアーティファクトを生け贄に捧げて+1/+1カウンターを増やし、《墨蛾の生息地》に移し変えます。このカードは「感染」の能力を持ったクリーチャーになることができ、ダメージの代わりに毒カウンターをプレイヤーに与えます。毒カウンターを10個もらったプレイヤーは負けてしまいます。 しかし!格内の手札にはこのピンチを切り抜けるあのカードがあったんです...!!
じゃーん!!《流刑への道》!! +1/+1カウンター盛り盛りの《墨蛾の生息地》を見事に追放しました!! やるじゃん『Modern Event Deck』、2本目はギリギリのところで格内が勝利しました!!
そして運命の3本目、なんと相手もサイドボードしてきました! ゲームが終わった後に聞いてみたところ、こんなカードを入れ替えたそうです。が、もちろん私は知るわけもなくゲームは開始されます...!!
序盤、親和デッキは同じパターン! 《電結の荒廃者》の能力で周りのアーティファクトを生け贄に捧げて+1/+1カウンターを増やしもりもり太っていきます。そして《大霊堂のスカージ》を戦場に出します。飛行と絆魂を持っているのでちょっとやなかんじ...! 格内は、すかさず《流刑への道》で《大霊堂のスカージ》を追放します。
そして格内のターン! こちらには《戦争の報い、禍汰奇》と《無形の美徳》が出ており反撃の準備はOKです!
《戦争の報い、禍汰奇》の能力で、アーティファクトをコントロールするプレイヤーは、アップキープ時にアーティファクト1つにつき1マナ払わないといけません。もし払えないとアーティファクトを生け贄に捧げないといけないんですね、恐いカタキだわ!!
しかも相手はマナが払えない状況...! 相手は生け贄にされる前に《電結の荒廃者》の能力で周りのアーティファクトを生け贄に捧げ+1/+1カウンターを増やします。格内は《清浄の名誉》を置いてターンエンド、そして相手のターン。アーティファクトしかない親和デッキは早めにカタをつけるしかありません。相手は5/5になった《電結の荒廃者》でアタック宣言!!
そこで格内は《急報》で、白の1/1の兵士クリーチャー・トークンを2体出して、2体でブロック!! 兵士クリーチャー・トークンは2枚のエンチャントのおかげで3/3になっています!! 《電結の荒廃者》を返り討ち!!決まったー!! そして、相手のもとには誰もいなくなったのであった...
1本目にコテンパンにされたカタキをとることができましたね! ちなみに少し不安に思っていた英語テキストのカードも、そこそこマジックをやっていれば意味はわかると思います! 想像したよりも困りませんでしたよ。カードを覚えちゃえば英語は読まなくなりますしね!(笑)
今回ご紹介した『Modern Event Deck』の詳しい内容についてはこちらをご覧くださいね! みなさんもこの機会にモダンデビューしてみませんか?と、そういえば、この『Modern Event Deck』、グランプリ・横浜2012の宮島淳一選手の優勝デッキと似ているので、デッキ改造の参考にしてみてもよいかもしれません...!
それでは次回こちマ!!もお楽しみに。
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