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戦略記事

中村修平の「デイリー・デッキ」

中村修平の「デイリー・デッキ」:感染(モダン)

中村修平の「デイリー・デッキ」:感染(モダン)

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編集より:中村修平が日替わりで注目のデッキを1日1個紹介するミニコラムです。本コラムは英訳され、英語サイトから全世界に発信されています。

日本公式ウェブサイトでは、日本語の原文を掲載いたします。


 マジックの勝利条件は何もライフを0にすることだけではありません。
 いくつかのコンボデッキでは対戦相手のライブラリーを空にすることでゲームに勝利しますし、また別のコンボデッキではそのまま「ゲームに勝つ」と書いてある呪文を唱えることによってゲームを決着させることすらあります。

 ですが今日紹介するデッキは、ライフを0にするわけでも、ライブラリーを空にするでも、変な呪文を打つのでもありません。
 マジックの勝ち方にはもう1つありますよね? そう、毒カウンターです。

 感染デッキのコンセプト自体は、緑単ビートダウンにしばしばある発想そのもの。
 クリーチャーを《巨大化》系呪文で強化して突き破れ、です。

 ポイントとしては、初期ライフが20点に対して、毒は10点でゲームに勝ててしまうこと。
 《巨大化》の対象を感染クリーチャーにしてやるだけで、《強大化》相当になるのです。
 おっと、現代のモダン《巨大化》系呪文のスペックは+4/+4相当ですね。本人が持っているパワーも含めて2枚の《巨大化》を打てば1+1+4+4で毒が10個、毒殺完了というなんとも簡単なお仕事です。

 ただし注意しなくてはならないのは、ほとんどの感染クリーチャーがただのか弱い1/1であることです。
 無理強いは禁物、命を大切にです。
 《使徒の祝福》や《巨森の蔦》で優しく守ってあげてください。

Adam Boyd
グランプリ・オマハ2015 トップ16 / モダン[MO] [ARENA]
2 《
2 《ペンデルヘイヴン
3 《繁殖池
4 《墨蛾の生息地
4 《新緑の地下墓地
4 《吹きさらしの荒野
1 《樹木茂る山麓

-土地(20)-

4 《ぎらつかせのエルフ
4 《貴族の教主
4 《荒廃の工作員
1 《ヴィリジアンの堕落者

-クリーチャー(13)-
3 《ギタクシア派の調査
4 《変異原性の成長
4 《地うねり
4 《古きクローサの力
4 《巨森の蔦
2 《ひずみの一撃
2 《使徒の祝福
1 《森の占術
2 《野生の抵抗
1 《強大化

-呪文(27)-
4 《呪文滑り
3 《ヴィリジアンの堕落者
4 《自然の要求
2 《払拭
1 《野生の抵抗
1 《ドライアドの東屋

-サイドボード(15)-

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