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戦略記事

中村修平の「デイリー・デッキ」

中村修平の「デイリー・デッキ」:ジャンド(レガシー)

中村修平の「デイリー・デッキ」:ジャンド(レガシー)

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編集より:中村修平が日替わりで注目のデッキを1日1個紹介するミニコラムです。本コラムは英訳され、英語サイトから全世界に発信されています。

日本公式ウェブサイトでは、日本語の原文を(原則)毎週火曜日~金曜日に掲載いたします。


 これくらいの規模のトーナメントともなると、予選ラウンド1位のデッキがそのまま予選ラウンドで最も優勢だったデッキ、とは言えないことが多くなってきます。

 と言うのも、無敗で予選ラウンドを駆け抜けたプレイヤーは悠々と最終2ラウンドを「インテンショナル・ドロー(合意の上での引き分け)」を選択してトップ8への椅子を確定させる一方で、タイブレーカーの数値の弱さから最終ラウンドを引き分けを選択できずに戦わなければならなかったプレイヤーが、結果的に押し出されて予選ラウンドで最上位になってしまうからです。

 では、この『Eternal Festival Tokyo 2014』において7勝2分けのパーフェクトスコア、かつ最もタイブレーカーが高かった、「裏1位抜け」のカゲヤマが何を使っていたかというとこのデッキ、ジャンドです。

 昨日のデッキが白黒緑グッドスタッフとするなら、こちらは黒赤緑グッドスタッフ。

 ただし、やや手札破壊へとシフトしていますね。手札破壊は後半に引きすぎると無駄カードになるので、そのロスを《罰する火》+《燃え柳の木立ち》のコンボで補っているという形でしょうか。

 それと《ゴブリンの熟練扇動者》。スタンダードで猛威を振るっているこのカードですが、最近はレガシーにまでその勢力を拡大しているようです。

カゲヤマ ヒロユキ
Eternal Festival Tokyo 2014 トップ8 / レガシー[MO] [ARENA]
1 《
1 《
3 《Bayou
3 《Badlands
4 《燃え柳の木立ち
4 《新緑の地下墓地
1 《樹木茂る山麓
3 《汚染された三角州
3 《不毛の大地

-土地(23)-

4 《死儀礼のシャーマン
4 《闇の腹心
4 《タルモゴイフ
3 《ゴブリンの熟練扇動者

-クリーチャー(15)-
4 《思考囲い
3 《稲妻
4 《突然の衰微
3 《Hymn to Tourach
3 《罰する火
1 《森の知恵
4 《ヴェールのリリアナ

-呪文(22)-
2 《強迫
2 《赤霊破
2 《外科的摘出
1 《仕組まれた爆薬
1 《真髄の針
2 《ゴルガリの魔除け
1 《古えの遺恨
1 《壌土からの生命
2 《仕組まれた疫病
1 《クローサの掌握

-サイドボード(15)-

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