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戦略記事

中村修平の「デイリー・デッキ」

中村修平の「デイリー・デッキ」:ティムール・アグロ(スタンダード)

中村修平の「デイリー・デッキ」:ティムール・アグロ(スタンダード)

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編集より:中村修平が日替わりで注目のデッキを1日1個紹介するミニコラムです。本コラムは英訳され、英語サイトから全世界に発信されています。

日本公式ウェブサイトでは、日本語の原文を(原則)毎週火曜日~金曜日に掲載いたします。


 グランプリ・ロサンゼルス2014(リンク先は英語)で注目のデッキとプレイヤーというならば、この人を挙げないわけにはいかないでしょう。1勝が足りずに惜しくもトップ8を逃してしまいましたがトップ16に入賞した、ブライアン・キブラー/Brian Kiblerのティムール・アグロをご紹介します。

 このデッキで目につくのは、ゲームテンポを非常に意識して作られているということ。
 これまでの環境であまり見かけなかった《荒野の後継者》や《灰雲のフェニックス》は、どちらも自分より重いマナ域のカードと1対1交換ができるスペックの持ち主ですし、《火口の爪》は獰猛が条件ですが支払うマナよりも多くのダメージを与えられます。

 《加護のサテュロス》もまたしかり。
 いざとなれば使い捨てにしてしまっても問題はないというのがこのデッキでの立ち位置なのでしょう。

 そのテンポ意識は彼のトレードマークでもあるドラゴン、《嵐の息吹のドラゴン》ですら抜いてしまっていることにも表れています。

 付け加えるではなく削ぎ落とす。
 出来そうでいて、なかなか出来ないことなのですよ。

Brian Kibler
グランプリ・ロサンゼルス2014 トップ16 / スタンダード[MO] [ARENA]
3 《
2 《
4 《樹木茂る山麓
4 《開拓地の野営地
4 《ヤヴィマヤの沿岸
1 《シヴの浅瀬
2 《天啓の神殿
3 《マナの合流点

-土地(23)-

4 《エルフの神秘家
4 《荒野の後継者
4 《爪鳴らしの神秘家
4 《加護のサテュロス
4 《凶暴な拳刃
3 《灰雲のフェニックス
3 《世界を喰らう者、ポルクラノス

-クリーチャー(26)-
4 《火口の爪
3 《稲妻の一撃
3 《ティムールの魔除け
1 《龍語りのサルカン

-呪文(11)-
2 《嵐の息吹のドラゴン
2 《龍爪のスーラク
3 《狩人狩り
3 《頑固な否認
2 《マグマのしぶき
2 《軽蔑的な一撃
1 《龍語りのサルカン

-サイドボード(15)-
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