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お知らせ
『バトルボンド』発表
『バトルボンド』発表
Gavin Verhey
2018年2月14日
『バトルボンド』とは一体?
この私、シニア・ゲームデザイナーにしてプロダクト・アーキテクト、そして何より『バトルボンド』のリード・デザイナーを務めたガヴィン・ヴァーヘイ/Gavin Verheyがご紹介しよう! 『バトルボンド』は私が胸を張ってお送りするエキサイティングなセットだ。何年にもわたって秘密裏に開発していたこの製品をついにお披露目できて嬉しいよ!
『バトルボンド』は今年の「革新的ドラフトセット」だ。これまでも『コンスピラシー』や『コンスピラシー:王位争奪』、『Unstable』のような「革新的ドラフトセット」をお送りしてきたが、2018年はまったく新しいものを作り上げた。それが『バトルボンド』なのだ!
ではこのセットは、ドラフトにどんな一面を加えてくれるのだろう?
『バトルボンド』は、マジック史上初の「双頭巨人戦」に特化してデザインされたセットだ! 過去にも『ゲートウォッチの誓い』など双頭巨人戦を意識してデザインされたものはあるけれど、『バトルボンド』はその先を行く。このセットで登場する新しいメカニズムはこれまでのマジックにはないものばかりで、双頭巨人戦でこそ力を十全に発揮するものなのだ!
友人と一緒にマジックをプレイする以上に楽しいことはそうない。長年の親友と協力してマジックを楽しみたい方や(ドラフトにポール・チェオン/ Paul Cheonとルイス・スコット=ヴァーガス/Luis Scott-Vargasのコンビも呼ぼう!)、(子供や大切なパートナー、家族、一度マジックから離れたプレイヤーなどが)マジック世界への扉を開けて一歩踏み出す後押しをしてあげたいと思っている方にとって、『バトルボンド』は理想的なセットなのだ。
このセットはまた、マジックの25周年を飾るのに相応しいものになっている。長年にわたってマジックを楽しんでいるプレイヤーやマジックが生活の大部分になっているプレイヤーが手を取り合う機会となり、同時に新しいプレイヤーをマジックの世界へ招待する最高のチャンスになるはずだ。
『バトルボンド』はシールドデッキでもブースタードラフトでも楽しめる。また『コンスピラシー』シリーズと同様に、このセットには再録カードと新規カードが含まれている。254種類のうち85種類が新規カードであり、このセットの発売とともに統率者戦やレガシー、ヴィンテージで使用可能になるのだ! 残りは再録カードだが、いくつかは新規アートで彩られる(どのアートも絶対みんなに気に入ってもらえると思うよ)。
『バトルボンド』で登場するクールな新規カードがどんなものか気になるかい? まだ詳しくは教えられないけれど、これだけは言っておこう――『バトルボンド』は双頭巨人戦リミテッドを主眼に置いたセットだが、それ以外のフォーマットでも活躍できるカードを生み出さなきゃいけないことは私たちもわかっている。このセットに収録される新規カードの多くは、統率者戦やキューブ・ドラフト、レガシーのことも意識してデザインされているよ!
オーケー、プレイ面での話は以上だ。ではフレイバー面はどうだろう?
『コンスピラシー』シリーズでは「フィオーラ」という次元が舞台になった。『Unstable』では「バブロヴィア」だ。『バトルボンド』でも、まったく新しい世界を探検するぞ!
『バトルボンド』の舞台は、マジックの多元宇宙で初めて訪れる「ケイレム」だ! この次元では世界全体が「武勇の場」という競技会場になっており、2対2で戦うスポーツが頂点を極めている。競技者たちはただ相手を殺すのではなく、その戦闘技術と才能をもって打ち倒す。卓越した呪文や技で観衆を沸かせなければ、本当の勝利とは言えないのだ!
一体どんな世界観になるだろうか? マジックの世界は、いつもフレイバー豊かで創造的な土台と柱をもとに作られている。例えば『テーロス』ではギリシャ神話。『イニストラード』ではゴシックホラーだ。『バトルボンド』では、マジックがこれまで取り挙げてこなかったフレイバーに満ちた土台を使うことにした――スポーツとゲームだ! このセットは、私たちからスポーツやeスポーツへ送るラブレターなのだ。
本当はもっと語りたいんだけれど、どうやらここまでみたいだ。あと数か月は秘密にしておかなきゃならない。ぜひカレンダーの6月8日に「『バトルボンド』発売!」と書いておいてくれ。その数週間前にはもう一度、このセットについて語らせてもらうよ。
マジック25周年を記念する1年が最高のものになりますように!
Gavin / @GavinVerhey / GavInsight
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