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シルムガルの豪奢な装飾品

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シルムガルの豪奢な装飾品

Blake Rasmussen

2015年3月11日


 プレビュー・ウィーク最初の日に、私たちはエルダー・ドラゴンである《龍王シルムガル》を皆さんにお披露目しました。しかし(主にネット上で)それ以上に注目を集めたのは、彼の「豪奢な装飾品」でした。

 何のことを言っているのかわからない、という方へ。今日の記事はあなたにお贈りしましょう。すでにご存知の方も、続きが気になって仕方ないですよね。

 皆さんご存知のように、シルムガルはこの上なく残酷なやつで、それを誇りにしています。そして彼の最も大切な宝物のひとつが、皆さんのご想像しているものなのです。


龍王シルムガル》 アート:Steven Belledin

 見えますか? もうちょっと近くで見てみましょう。

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 ヒントをあげましょう。こちらと似ていませんか?


黄金牙、タシグル》 アート:Chris Rahn

 その通り。かつてスゥルタイという名で知られた氏族のカンであったタシグルは、今や魔法で保存された状態で「ネックレス」になっていて、シルムガルは特別なときにそれを身につけているのです! なんとシルムガル自身が、タシグルは「最高の戦利品」であると言っています。

 このクールなアイデアは、アーティストとアート・ディレクターのやり取りの中で生まれました。このアートの概要をご覧ください。

場面:シルムガルの宮殿内、精緻を尽くした祭壇上。

状況:「龍王シルムガル」を象徴する1枚。祭壇(というより、元々横向きに収まるよう作られた「玉座」)に悠々と寝そべるシルムガルの姿。「玉座」には金や宝石があしらわれ、周りにも大量の金貨や宝石、その他高価な品々が散らばっている。丸々と肥えた龍はよだれを垂らし、様々な装飾品で自身を華美に飾り立てている。それらを照らし出す燭台や松明もまた、豪華なものだ。

 この「玉座の間」には、『運命再編』の《残酷なるタシグル》(※当時のカード名)の要素を含むこと。恐らくシルムガルは、それを彼に相応しいものに「作り直させる」ことだろう。

アートの中心:「龍王」

全体の雰囲気:愉悦に満ちた、残酷なる支配者。

 スティーヴン・ベレディン/Steven Belledinはこの概要書の指示を受けて《龍王シルムガル》を描き、彩色も任されました。その後彼は、《黄金牙、タシグル》の完成版を目にし、詳細な物語を知ります。タシグルの姿とこの概要書が合わさったそのとき、シルムガルの首にかかった死体のネックレスにタシグルの服を着せる、というアイデアをひらめいたのです。こうして、過去との繋がりを強める面白い「最後のひと筆」が加わったのでした。

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