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Magic Story -未踏世界の物語-

神々の軍勢の神々

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神々の軍勢の神々

The Magic Creative Team / Tr. Mayuko Wakatsuki / TSV Yohei Mori

2014年1月29日


 テーロス世界には十五柱の神々がおり、そのうち五柱が神々の軍勢にて登場している。うち四柱をこの記事にて紹介しよう。五柱目、歓楽の神ゼナゴスは「プレインズウォーカーのための『神々の軍勢』案内」にて語られている。

都市国家の神、エファラ

 エファラは都市国家と建築の神である。エファラは人々のあらゆる組織的状態を象徴し統べているが、特に彼女が崇拝されているのはメレティスである。エファラはまた産業、文明的叡智、学問、宗教的彫刻、建築装飾、建築学、社会的発展、社会哲学、そして都市の防護と安定の神でもある。彼女の存在が都市国家を野生のもの達から安全に保っているのだと信じられている。大理石の建物や石壁が建設される際には、必ずと言っていいほどエファラの顔の肖像が幾つか彫り込まれる。


都市国家の神、エファラ》 アート:Eric Deschamps

エファラの管理人》 アート:Zack Stella

家庭の神、ケイラメトラ

 ケイラメトラは収穫、家庭、庇護の神である。彼女は共同社会と安定性と自然の均衡に重きをおく、穏やかで思慮深い神である。そのため、彼女は都市国家セテッサと強い関係を持ち、その地では彼女が最も深く崇拝されている。ケイラメトラはまた母性、家族、孤児、家畜、農耕の神でもあるが、平和主義者というわけではない。彼女は家庭の守りと縄張りの防護も統べている。


収穫の神、ケイラメトラ》 アート:Eric Deschamps

ケイラメトラの侍祭》 アート:Chase Stone

殺戮の神、モーギス

 角持つ神モーギスは激憤と苦痛の神であり、イロアスとは双子の暗き片割れである。モーギスとイロアスの兄弟はともに戦争の分野を統べているが、彼の片割れが崇高なる勇気の試練と勝利の栄光を讃えているのに対し、モーギスは敵を完全に叩きのめし、軟弱な生き残りを恐怖させては病的な喜びにふけることによってのみ満足する。加虐、復讐、敵意、制圧――これらがモーギスの戦利品であり、そして彼は崇拝者にこと欠かない。


殺戮の神、モーギス》 アート:Peter Mohrbacher

モーギスの匪賊》 アート:Chase Stone

欺瞞の神、フィナックス

 フィナックスは詐欺と嘘つきの神である。彼は賭博、欺瞞、裏切り、分離、首謀、そして秘密を統べる。彼は犯罪者や支配を転覆させようと願う者達から崇拝されている。


欺瞞の神、フィナックス》 アート:Ryan Barger

フィナックスの信奉者》 アート:John Severin Brassell
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