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鍛冶友浩の「デジタル・マジック通信」

第78回:Kuo Tzu Chingの「人間リアニメイト」をリプレイ!

読み物

鍛冶友浩の「デジタル・マジック通信」

2013.03.12

第78回:Kuo Tzu Chingの「人間リアニメイト」をリプレイ!


 こんにちは、鍛冶です。

 今週は直近のプレミアイベントから、先週末行われた2つのスタンダードのグランプリ、イタリアのヴェローナと、ブラジルのリオデジャネイロの結果を見てみましょう。


グランプリ・リオデジャネイロ

/

 Live Coverage of Grand Prix Rio de Janeiro(英語イベントカバレージ)

 709名で争われたグランプリ・リオデジャネイロを制したのは、Jose Francisco Silvaの「The Aristocrats」でした。

Jose Francisco Dantas Mangueira da Silva
グランプリ・リオデジャネイロ2013 優勝 / スタンダード[MO] [ARENA]
2 《平地
1 《
4 《神無き祭殿
4 《孤立した礼拝堂
4 《聖なる鋳造所
1 《断崖の避難所
4 《血の墓所
3 《魂の洞窟
1 《大天使の霊堂

-土地(24)-

4 《教区の勇者
4 《宿命の旅人
4 《カルテルの貴種
4 《悪名の騎士
2 《スカースダグの高僧
3 《銀刃の聖騎士
4 《ファルケンラスの貴種
1 《修復の天使
2 《士気溢れる徴集兵

-クリーチャー(28)-
2 《悲劇的な過ち
3 《オルゾフの魔除け
3 《未練ある魂

-呪文(8)-
1 《大聖堂の聖別者
1 《スカースダグの高僧
1 《テューンの戦僧
1 《弱者の師
1 《ロウクスの信仰癒し人
3 《幽霊議員オブゼダート
2 《悲劇的な過ち
1 《信仰の盾
1 《反逆の印
1 《血統の切断
2 《イニストラードの君主、ソリン

-サイドボード(15)-


 プロツアー「ギルド門侵犯」でTom Martellが優勝を果たしたものと同じアーキタイプがその後のグランプリでも優勝とは、やはりデッキとしてのポテンシャルが非常に高いものだったのでしょう。
 デッキの細部は異なりますが、このデッキに興味がある方は第75回:プロツアー「ギルド門侵犯」優勝 Tom Martellの「The Aristocrats」をリプレイ!をご覧ください。

 今回のリストではメインに《悲劇的な過ち》が取られていたりと、ミラーマッチやさらに高速化してきた環境への対策など、変更点を見比べるのも一つの勉強になりますね。


グランプリ・ヴェローナ

/

 Krasnitski Crushes Competition in Verona(英語イベントカバレージ)

 そしてもう一つのグランプリ、1208人の参加者が集まったヴェローナを優勝したのはMike Krasnitskiのリアニメイトでした。

Mike Krasnitski
グランプリ・ヴェローナ2013 優勝 / スタンダード[MO] [ARENA]
3 《
4 《草むした墓
4 《森林の墓地
4 《寺院の庭
4 《陽花弁の木立ち
1 《神無き祭殿
2 《魂の洞窟
1 《大天使の霊堂

-土地(23)-

4 《アヴァシンの巡礼者
3 《東屋のエルフ
4 《ケンタウルスの癒し手
4 《修復の天使
4 《スラーグ牙
3 《静穏の天使
2 《孔蹄のビヒモス

-クリーチャー(24)-
4 《忌まわしい回収
3 《根囲い
2 《未練ある魂
4 《堀葬の儀式

-呪文(13)-
2 《死儀礼のシャーマン
2 《ロウクスの信仰癒し人
4 《酸のスライム
4 《突然の衰微
1 《血統の切断
2 《原初の狩人、ガラク

-サイドボード(15)-


 メタゲームが一周という表現がそのまま当てはまりそうな、ほぼ「ギルド門侵犯」リリース前からのアーキタイプそのままのリストですが、さすがにマナベースには新しいカードが加えられていました。
 このデッキタイプについては近いものを2度、第62回:グランプリ・オークランド優勝の「4色リアニメイト」をリプレイ!や、第64回:グランプリ・ボーフム優勝 Martin Juzaの『Hoof!』をリプレイ!でも紹介しています。勝手に墓地に落ちる《堀葬の儀式》強し、といったところでしょうか。

 また、参加者一覧を眺めていて気がついたのですが、先日のグランプリ・横浜にも来日し、初日全勝を飾ったChristian Calcanoやフィーチャーマッチにも多数呼ばれたShahar Shenhar、そして横浜のTop8にも残ったSamuel Blackというプレイヤーがそのままイタリアへ渡っていたようですね。
 日本からは世界を股にかける男、中村 修平も参加していたのですが、そこにはなんと台湾のプレイヤーであるKuo Tzu Chingの名前も! これにはとても驚かされたのですが、確かに2012ワールド・マジック・カップ優勝、世界最高の16プレイヤーを集めた2012マジック・プレイヤー選手権にも参加、そして横浜前に開かれたグランプリ・ケベックシティ(英語カバレージ)でも準優勝と、最近非常に調子の良い彼です。アジア圏に住んでいながらヨーロッパへ遠征するとはかなりヤル気があるということなのでしょう。

 今回は惜しくもTop8は逃しましたが、Top16にはしっかりと食い込んできていますね。

/

 そんなKuoがこのトーナメントで使ったデッキは、グランプリ・ケベックシティで使用した人間・リアニメイトのマナベース、サイドボードを調整したアップデート版。

(新)Kuo, Tzu-Ching
グランプリ・ヴェローナ2013 11位 / スタンダード[MO] [ARENA]
4 《森林の墓地
2 《草むした墓
2 《寺院の庭
3 《陽花弁の木立ち
1 《聖なる鋳造所
2 《断崖の避難所
3 《踏み鳴らされる地
2 《血の墓所
4 《魂の洞窟

-土地(23)-

4 《炎樹族の使者
4 《悪鬼の狩人
4 《地底街の密告人
3 《高原の狩りの達人
4 《栄光の目覚めの天使

-クリーチャー(19)-
4 《信仰無き物あさり
4 《忌まわしい回収
3 《遥か見
3 《根囲い
4 《堀葬の儀式

-呪文(18)-
2 《ケンタウルスの癒し手
3 《修復の天使
3 《スラーグ牙
1 《士気溢れる徴集兵
4 《突然の衰微
2 《殺戮遊戯

-サイドボード(15)-
(旧)Kuo, Tzu-Ching
グランプリ・ケベックシティ2013 準優勝 / スタンダード[MO] [ARENA]
4 《森林の墓地
1 《草むした墓
3 《寺院の庭
3 《陽花弁の木立ち
1 《聖なる鋳造所
2 《断崖の避難所
3 《踏み鳴らされる地
2 《血の墓所
4 《魂の洞窟

-土地(23)-

4 《炎樹族の使者
4 《悪鬼の狩人
4 《地底街の密告人
3 《高原の狩りの達人
4 《栄光の目覚めの天使

-クリーチャー(19)-
4 《信仰無き物あさり
4 《忌まわしい回収
3 《遥か見
3 《根囲い
4 《堀葬の儀式

-呪文(18)-
3 《ケンタウルスの癒し手
3 《修復の天使
3 《スラーグ牙
2 《墓場の浄化
4 《突然の衰微

-サイドボード(15)-

 グランプリ・ヴェローナの上位デッキリストを見るとわかるのですが、実はこのアーキタイプ、Top16に3名も送り込んでいたのです!
 というわけで、今週はこのKuo Tzu Chingの「人間リアニメイト」をリプレイしたいと思います。


今週のリプレイ!

 デッキは第65回:Max Pritschの「接死ティム」コンボデッキをリプレイ!の親戚にあたるのですが、「ギルド門侵犯」の登場で最速勝利ターンが大幅にスピードアップし、4ターンでゲームを終わらせることもあるほどに強化されました。
 その要因というのが《炎樹族の使者》と、《地底街の密告人》です。

 例えば墓地に《炎樹族のシャーマン》、《地底街の密告人》、《悪鬼の狩人》、《栄光の目覚めの天使》がいる状態で、《堀葬の儀式》を《栄光の目覚めの天使》に唱えるだけで、「無限ライブラリー削り」コンボが成立してしまうのです!

 手順は簡単、まず《栄光の目覚めの天使》が戦場に出た効果で他の人間クリーチャーたちも戦場に現れます。
 そこで、《悪鬼の狩人》の誘発能力の対象を、《栄光の目覚めの天使》へ。
 一度追放した後、《炎樹族のシャーマン》の2マナを使い、《地底街の密告人》の能力でその2体を生け贄にしつつ、
対戦相手のライブラリーを削る効果を2度起動すると、《悪鬼の狩人》の戦場を離れた効果で《栄光の目覚めの天使》が再登場!
 これを対戦相手のライブラリーに残っている土地の枚数の回数以上繰り返すだけで、簡単にライブラリーを削りきることが可能なのです。
 ちなみに、このサイクルの中に《高原の狩りの達人》が加われば、「無限狼トークン&無限ライフ」もできちゃいます。

 文章で読むとややこしいですが、こういう時こそゲームの動きを動画で見てみましょう!


Game 1 vs. 黒赤コントロール(Conley Woods型)(メインデッキ)

埋め込み動画は、スマートフォン版では非表示となっています。
下記リンクから動画をご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=y_py7AsR-kU


0:00
 バランスのとれたとても良いハンド。
 《信仰無き物あさり》で捨てる手札にも困らず、《根囲い》で土地も探せる7枚だ。
 まずは《血の墓所》に2ライフを払い、積極的にライブラリーを掘り進もう。

0:21
 対戦相手の《血の墓所》スタートなので、ビートダウンも意識。
 ブロッカーとしての《炎樹族のシャーマン》を経由して、《根囲い》をキャスト。
 もちろん《忌まわしい回収》を後にまわしたのは、《根囲い》は選択肢がない呪文であるのに対し、こちらは選択肢がある呪文なので、《根囲い》で手に入ったカードを考慮して判断できるからだ。

1:05
 ここまででコンボパーツのクリーチャー4種は墓地に集まったので、あとはリアニメイト呪文を探すだけ。
 7マナまで行けば《栄光の目覚めの天使》を通常キャストもできるが、《忌まわしい回収》を唱えると、そこには《堀葬の儀式》が!
 いつもはこんなに都合よく集まりませんからね!


Game 2 vs. 青白赤(メインデッキ)

埋め込み動画は、スマートフォン版では非表示となっています。
下記リンクから動画をご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=B6DgsuJVwJ4


0:00
 Game 1と比べてしまえば若干劣るものの、ライブラリーを掘り進むカードが3枚もある優秀な7枚。
 マリガンの基準として考える必要があるのは、色マナ数に次いで《根囲い》や《忌まわしい回収》ら墓地を肥やす呪文の枚数だ。

0:34
 実はこのデッキ、カウンター呪文を多用したデッキは大好物!
 4枚の《魂の洞窟》と、4枚の《堀葬の儀式》で《栄光の目覚めの天使》を連打すれば、たとえ何枚《スフィンクスの啓示》でカードを引かれようが逆転できてしまいます。
 注意しなければならないのは、《聖トラフトの霊》や《ボロスの反攻者》で早いターンからダメージを受けないよう、自分のライフをしっかりキープすることだけ!

0:58
 すぐにゲームに負けないならば、焦って《信仰無き物あさり》を使う必要はなく、《高原の狩りの達人》など対処しなければならない人間クリーチャーを戦場に送り、または破壊されることで墓地のクリーチャー・カードを増やそう。

1:17
 もちろん、《雲散霧消》が唱えられないタイミングならばコンボを仕掛けるのも全然OK!
 まわりくどく対戦相手を消耗させるより、今のようなコンボがそろっていなくともダメージを防げないと判断できる時にはむしろ勝ちに行くべきだろう。


 このデッキの面白いところは、クリーチャーが主体のデッキなのに、除去の《至高の評決》や《灼熱の槍》など、何にどれを唱えられても効果がないことでしょう。
 その割には、こちらが《高原の狩りの達人》らでボコスカ適当に攻撃しているだけで第1ゲームを勝ってしまうこともしばしばあります。
 また、コンボパーツが揃わなくとも、墓地に《地底街の密告人》と《悪鬼の狩人》があれば自分のライブラリーを掘り進んで、土地からのマナで無理矢理に揃えてしまうことも簡単ですし、自分の体感では1-0にするのはとても簡単でした。

 ただ、その分サイドボード後の《安らかなる眠り》など墓地対策には非常に苦労することになります。
 そこで、コントロール相手にも3/3というサイズだけで《ケンタウルスの癒し手》をサイドボードから加えたり、コンボパーツの人間を減らす必要が出てきますね。
 ケベックシティ時点のリストでの自分の好みとしては、2ゲーム目のような白青赤の墓地対策後の相手には人間コンボパーツを各3枚ずつ抜き、サイドボードのクリーチャー3種をオール・イン。《遥か見》3枚と《栄光の目覚めの天使》1枚を《突然の衰微》4枚に入れ替え、マナ加速やコンボよりも、1枚で強いカードに入れ替えていくイメージでした。

 相手が赤単の速攻では、序盤の1対1交換でカードを無駄にできないため《信仰無き物あさり》を減らしたりと、入れ替え時に考えることがとても多いデッキです。
 ですが、使ってみた感想としては、今最も強いデッキなのでは?とすら感じましたので、まだ未使用の方は是非お試しください。

 ちなみに、ミラーマッチで無限ライブラリー破壊の対策に対戦相手が《セラのアバター》を1枚入れてくる場合もあるのでご注意を!

 それではまた来週!


☆今週のイベント・インフォメーション!

MO Logo

 Magic Onlineの最新情報・イベント結果・デッキリストがわかる公式情報ページはこちら!(リンク先は英語)
 What's Happening?

 ※以下の時刻はすべて日本時間です。


マジック・オンライン プロツアー予選:ドラゴンの迷路

DGM Logo

 5月17-19日に開催されるプロツアー「ドラゴンの迷路」。招待権を懸けた予選は、次週が最終週!

 マジック・オンラインでは、2012年12月24日から2013年3月18日までの期間に16回の予選が開催されます。形式はモダン、もしくはシールド・デッキです。スケジュールとイベントのルールの詳細は、以下をご覧ください。

開催スケジュール・フォーマット

開催日 開始時刻 フォーマット
3月16日(土) AM 9:00 モダン
3月18日(月) AM 3:00 ギルド門侵犯・シールド

開始時間・フォーマット: 上記スケジュールをご参照ください。
開催場所: 「Scheduled Events room」
参加費: 30チケット
プロダクト: マジック・オンラインから必要なブースターパック6個が提供されます。(シールド・デッキの場合)
参加人数: 最小33人~最大1024人
イベント時間: 各イベントでは参加者数に応じた回戦数のスイスラウンド、各ラウンド50分で行われます。Top8では、シングルエリミネーション3回戦が行われます。(シールド・デッキのイベントでは、ブースタードラフトとデッキ構築の後シングルエリミネーション3回戦が行われます。)
賞品: トーナメントの最終順位に基づいて配布されます。ブースターパックとコンプリートセットの種類は、そのイベントの時点でMagic Onlineで利用可能なマジック:ザ・ギャザリングのセットからウィザーズ・オブ・ザ・コースト社によって選ばれたものになります。

順位 賞品 QP
優勝 プロツアー「ドラゴンの迷路」の参加権利
プロツアー「ドラゴンの迷路」 チャレンジの招待
コンプリートセット Foil版 1セット
ブースターパック 54個
6
準優勝 コンプリートセット 通常版 1セット
ブースターパック 54個
5
3,4位 ブースターパック 54個 4
5-8位 ブースターパック 36個 3
9-16位 ブースターパック 24個 0
17-32位 ブースターパック 12個 0
33-64位 ブースターパック 6個 0
65-128位 ブースターパック 3個 0
129-256位 ブースターパック 1個 0

補足:「Magic Online Championship Series(MOCS)」の「Qualifier Points (QP、予選ポイント) 」は、MOCSのシーズン中にのみ贈られます。


プロツアー予選への参加資格
プロツアー予選がクラッシュしてしまった場合について
プロツアー「ドラゴンの迷路」 チャレンジ

 以上につきましては、第67回の記事をご参照ください。

 さらに詳しい情報につきましては、英語記事「Magic Online Pro Tour Gatecrash Qualifiers」をご覧ください。


2013 Magic Online Championship Series(MOCS) - シーズン 3

 日々のトーナメントの積み重ねから、年間を通してチャンピオンを目指すMagic Online Championship Series(MOCS)。シーズン3が開催中! プロモカードは新イラストの《水蓮のコブラ》です。

MOCS-QP-03

QP獲得期間:2/20~3/20(ダウンタイムまで)
プロモカード:《水蓮のコブラ》(新イラスト)
プレリミナリおよびチャンピオンシップの形式:『ギルド門侵犯』シールド・デッキ
プレリミナリ 開催日時:3/23(土) AM 10:00、PM 10:00 3/24(日) AM 4:00、AM 10:00
チャンピオンシップ 開催日時:3/31(日) AM 7:00


2013 MOCS 「Season Preliminaries」(シーズン・プレリミナリ、前哨戦)

開始時間: 2013 Magic Online Championship Seriesのスケジュールにしたがって開催します。
開催場所: 「Scheduled Events room」
参加費: そのシーズンの 15 Qualifier Point(QP)
プロダクト: 構築戦の場合、プレイヤーは適切なフォーマットで使用可能なデッキを用意する必要があります。リミテッドの場合、マジック・オンラインから必要なファントム・プロダクトが提供されます(ブースタードラフト、もしくはシールド・デッキ)。
参加人数: 最小33人~最大1024人
イベント時間: スイスラウンド6回戦、各ラウンド50分で行われます。
賞品: 勝ち点に基づいて配布されます。各マッチの勝ち点を3点とし、負けは0点とします。

勝ち点 賞品
18 35 Qualifier Point(QP)
そのシーズンのプロモカード Foil版 1枚
15 35 Qualifier Point(QP)
そのシーズンのプロモカード 通常版 1枚
12 そのシーズンのプロモカード 通常版 1枚

注意事項:リミテッド戦のイベントはファントム・プロダクトを用いて行われます。そのイベントで使われたカードは、イベント終了後にプレイヤーのコレクションに加わりません。


2013 MOCS 「Season Finals」(シーズン・ファイナル)

開始時間: 2013 Magic Online Championship Seriesのスケジュールにしたがって開催します。
開催場所: 「Scheduled Events room」
参加費: そのシーズンの 35 Qualifier Point(QP)
プロダクト: 構築戦の場合、プレイヤーは適切なフォーマットで使用可能なデッキを用意する必要があります。リミテッドの場合、マジック・オンラインから必要なファントム・プロダクトが提供されます(ブースタードラフト、もしくはシールド・デッキ)。
参加人数: 最小33人~最大1024人
イベント時間: 各イベントでは参加者数に応じた回戦数のスイスラウンド、各ラウンド50分で行われます。Top8では、シングルエリミネーション3回戦が行われます。(シールド・デッキのイベントでは、ブースタードラフトとデッキ構築の後シングルエリミネーション3回戦が行われます。)
賞品: トーナメントの最終順位に基づいて配布されます。ブースターパックとコンプリートセットの種類は、そのイベントの時点でMagic Onlineで利用可能なマジック:ザ・ギャザリングのセットからウィザーズ・オブ・ザ・コースト社によって選ばれたものになります。

順位 賞品
優勝 「2013 MTGO Championship」の参加権利
コンプリートセット Foil版 1セット
ブースターパック 54個
準優勝 コンプリートセット 通常版 1セット
ブースターパック 54個
3,4位 ブースターパック 54個
5-8位 ブースターパック 36個
9-16位 ブースターパック 24個
17-32位 ブースターパック 12個
33-64位 ブースターパック 6個
65-128位 ブースターパック 3個
129-256位 ブースターパック 1個

追加の賞品: トップ64に入賞したプレイヤーには、さらにそのシーズンのプロモカード Foil版1枚が授与されます。

注意事項:リミテッド戦のイベントはファントム・プロダクトを用いて行われます。そのイベントで使われたカードは、イベント終了後にプレイヤーのコレクションに加わりません。

 MOCSのトーナメント構造、QPの獲得方法、「Season Finals」など詳しい情報、および現時点で最新の情報は、英語記事「2013 Magic Online Championship Series」をご参照ください。


参加人数によるラウンド数
参加人数 ラウンド数
8 3
9-16 4
17-32 5
33-64 6
65-128 7
129-226 8
227-409 9
410人以上 10
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