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グランプリ・京都2013

観戦記事

第7回戦:チーム浅原/小室/北山 vs. チーム石井/尹/佐々木

By Tetsuya Yabuki

 578チームでスタートした今回のグランプリ・京都も、7回戦目を数えた。徐々にドロップしていくチームが増え、残った者たちは更に上を目指す。ここまで勝ち抜いてきたチームもまだ先は長いが、その道の途中で強い選手を擁する強いチームが激突するのは必然と言える。

 チーム浅原/小室/北山。3人が3人ともリミテッドで行われたグランプリの優勝経験を持つ、王者のチーム。

 対するチーム石井/尹/佐々木も関東を中心にその名を馳せる英雄揃いだ。

 両チームともここまで5勝1敗。勝利をひとつ重ねるのは、どちらのチームか。

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北山 雅也 vs. 佐々木 裕介

 圧巻の速さで勝負を決めたのは、佐々木だった。第1ゲーム、《ケイラメトラの侍祭》から《定命の者の宿敵》と続けた佐々木は、6ターン目《》4枚をタップして《ナイレアの信奉者》を繰り出す。すると《ケイラメトラの侍祭》が一気に5マナを生み出し、残った《》2枚で赤マナを確保すると《嵐の息吹のドラゴン》が戦場を駆けた。そのあまりの圧力に投了を余儀なくされる北山。第2ゲームも圧倒的なサイズ差に抗うことができず、押し込まれてしまった。

北山「......ここまでの個人成績は?」

佐々木「3−3」

北山「そのデッキで?」

佐々木「どうしても引きが噛み合わなかったりして」

 試合後、両者はときにお互いのデッキの出来を確かめ合い、ときにチームメイトにアドバイスを送り、チームの勝利を待つ。

北山 0-2 佐々木


浅原 晃、小室 修、北山 雅也

小室 修 vs. ユン・スハン/尹 壽漢

 B卓はユンの堅い盤面を小室が崩せるかどうかが勝負の分かれ目だった。4ターン目に小室の戦場へ《アクロスの木馬》を仕込んだユンは、毎ターン兵士トークンを自軍へ加えていく。対する小室は《ナイレアの信奉者》などで緑への信心を十分に高めた上で、《恭しき狩人》を2体展開。ここへ《巨体の狐》も加えてサイズで攻める。

 しかしユンの守りが堅い。《アスフォデルの灰色商人》と除去、《アクロスの木馬》のトークンがしっかりと盤面を守り、《エレボスの鞭》も得たユンの軍勢を突き崩せない小室。じわじわとユンの有利が広がり、小室は追い詰められていった。

 2ゲーム目も引き続きサイズで攻める小室。ユンも《アスフォデルの灰色商人》でライフを稼ぎながら、これに応じる。殴り合いならサイズに勝る小室側が有利かと思われたそのとき、ユンの盤面に《忌まわしき首領》が追加された。

 このときユンの黒への信心は6。息が漏れる小室。さらに次のターン《エレボスの鞭》も投入され、ライフレースが一気に狂う。

 《エレボスの鞭》には《古代への衰退》、そして《忌まわしき首領》もクリーチャーでの相討ちをとることに成功した小室だが、その後に戦力を残すことはできなかった。

小室 0-2 尹


佐々木 裕介、尹 壽漢、石井 隼人

浅原 晃 vs. 石井 隼人

 序盤から《マグマの噴流》や《稲妻の一撃》という優良火力と《神聖なる評決》などの除去で主導権を握ったのは浅原。戦場にあるのは《嵐の息吹のドラゴン》のみだが、ライフレースを優位に進める。

 一方の石井も度重なる除去に負けず軽量クリーチャーを次々と繰り出し、こちらは「面で押す」展開。《目ざといアルセイド》の「授与」は《解消の光》で対処されるものの、浅原のライフを残り1点まで追い詰める。

 浅原のラストターン、相手のブロッカーをどかして、なおかつクリーチャーのパワーが上がるものがあれば......

 2ゲーム目も除去を駆使しつつ《嵐の息吹のドラゴン》で攻める浅原だが、それを《波濤砕きのトリトン》が封じ込める。石井は「授与」を含むエンチャントで毎ターン《嵐の息吹のドラゴン》を縛り付け、飛行軍団と合わせて攻めきった。A卓の勝負はイーブンに。

 ここでB卓の小室が劣勢に立たされているのを見た浅原。奮起するものの、数を有する石井の軍勢を前に攻めあぐねる。やがて小室が倒れると、浅原は最後まで自分の試合を戦い抜き、締めは勝利で飾ったのだった。

浅原 2-1 石井

チーム浅原/小室/北山 1-2 チーム石井/尹/佐々木
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