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The Finals11

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Deck Tech: 呪禁バント by 増野 良輔 (モダン)

by Atsushi Ito  参加者108名の中で、モダンラウンド4回戦を全勝したのはわずか3名。したがって、トップ8を争うラインなどでは最終ラウンドでのIDがあるとはいえ、この3名のデッキが今回の主な勝ち組であったことは疑いない。そこで三者三様のデッキ選択の中から、特に目を惹く異色のデッキを紹介しよう。  The Finals前の構築劇場でも紹介した通り、「対処不能な(しにくい)パーマネントによる急戦」はこの環境のソリューションの1つである。  その思想を忠実に、いやそれ以上に昇華させて持ち込んだのが、千葉の強豪でありグランプリトップ8経験もある増野だ。
増野 良輔 - 12 points
The Finals 2011 / モダン[MO]
1 《
1 《
1 《平地
3 《繁殖池
1 《神聖なる泉
4 《寺院の庭
4 《剃刀境の茂み
4 《霧深い雨林
4 《湿地の干潟

-土地(23)-

4 《極楽鳥
4 《貴族の教主
4 《タルモゴイフ
2 《クァーサルの群れ魔道士
4 《聖トラフトの霊
4 《トロールの苦行者
2 《最後のトロール、スラーン

-クリーチャー(24)-
4 《流刑への道
4 《天使の運命
2 《崇拝
3 《遍歴の騎士、エルズペス

-呪文(13)-
3 《台所の嫌がらせ屋
2 《静寂の守り手、リンヴァーラ
2 《呪文貫き
2 《原基の印章
1 《倦怠の宝珠
2 《精神壊しの罠
1 《戦争と平和の剣
2 《ギデオン・ジュラ

-サイドボード(15)-
 シンプルイズベスト。  1つのコンセプトを突き詰めようとするとデッキリストは4枚差しに収斂していく。それを証明するかのような、力強い意思が感じられるリストである。
 「対処不能なパーマネント」として《聖トラフトの霊》《最後のトロール、スラーン》を用意、それだけではなく懐かしの《トロールの苦行者》まで搭載し、徹底した対除去戦略ぶりである。  この10枚の呪禁クリーチャーを8枚のマナクリーチャーがバックアップし、2~3ターン目に最速で着地させた後は、《貴族の教主》や《クァーサルの群れ魔道士》の賛美でコンバットをサポート。  この戦略が、トップメタのジャンドに対して非常に強い。ジャンドは単体除去でテンポを取ることが前提のデッキだからだ。  そしてこれらデッキの核となるクリーチャーを展開した後は、ゲームを決める強力な4マナ域のお出ましだ。
 呪禁と相性抜群の《遍歴の騎士、エルズペス》だけでなく、スタンダードで活躍中の《天使の運命》をこれでもかとフル搭載。  特に《天使の運命》の方は2回殴るとほぼ致死量という凄まじい打撃力で、まさにこのデッキのために生まれたカードと言える。モダン環境でここまでエンチャント(クリーチャー)をうまく使いこなせるデッキはきっと他にないだろう。  さらに極めつけがこれだ。
 呪禁+《崇拝》=You win.  昔にも《トロールの苦行者》とのコンボで活躍していた時代があった懐かしいカードだが、この単純な方程式が成立してしまうデッキがモダンでも意外と多い。特に最近はZooから《クァーサルの群れ魔道士》が抜けている傾向にあるため、予想外の角度から勝ち手段の1つとなりえるだろう。
 サイドボードには《メリーラの守り手》頑強コンボに強い《静寂の守り手、リンヴァーラ》をしっかり採用しており、現にメリーラ・ポッドは会場で3番人気であったことから、メタゲームについての増野のしっかりとした洞察がうかがえる。  また、他の全勝2名のデッキが《罰する火》を使用しているのに対し、このデッキは《野生のナカティル》も《罰する火》も使っていないため、禁止リスト更新後のモダン環境でも活躍が見込める要注目のアーキタイプであると言えよう。
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RESULTS

対戦結果 順位
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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