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2012.10.11

射場本正巳の「カジュアルマジックのススメ」 第13回~社内リーグとファンタジープロツアー~

by 射場本 正巳


 みなさんこんにちは!
 いよいよ待ちに待った『ラヴニカへの回帰』も発売されました!
 先日会社のプロダクトルームにも商品が入り、早速僕も購入してきたところです。まだ開封していないんですが、統率者戦に使いたいカードがあるので今から開封が楽しみです。
 すでに街では売り切れのお店も出ているようで、マジックの絶好調っぷりを再確認。大好評いただいて本当にうれしいかぎりです。

 今回はそんな新環境でどのように遊んでいるかをお届けします。


○プレリリース

 さて、遡ること2週間前、業務時間終了後に恒例の社内プレリリースが行われました。
 今回は社内プレリリース史上最高の200人近くが参加。9月には珍しい晴天の中、ピザをほおばりながらマジックを楽しみました。ほんと、うちの会社にはマジック好きが揃ってますね。

 今回はプレリリースの方法もいつもと異なり、ギルド・プレリリース・パックを用いたものでした。ある程度自分の好きな方向性を最初から選べるので、ギルドの一員になってプレイしているようで世界観にもよくマッチしていましたね。

 僕が選んだギルドはもちろんセレズニア!

ギルド・プレリリース・パック セレズニア

 ギルドランキングでは相変わらず低迷していますが、プレリリースでは結構人気がありました。
 僕は開発部の同僚のジェームス、スティーブ、モンスと一緒にデッキ構築したのですが、ジェームス以外みんなセレズニア。開封していて気づきましたが、ギルドブースターにも何種類かあったみたいですね。僕のギルドブースターから出たレアは《管区の隊長》でした。

 さらに他のパックからも2枚目の《管区の隊長》がご登場くださったので、心置きなくセレズニアで組むことが出来ました。

プレリリース デッキ

プレリリース デッキ(セレズニア)
16 土地
1 《守護者の木立ち/Grove of the Guardian(RTR)》

-土地(17)-

2 《蠢く甲虫/Drudge Beetle(RTR)》
1 《剣術の名手/Fencing Ace(RTR)》
2 《管区の隊長/Precinct Captain(RTR)》
2 《セレズニアの歩哨/Selesnya Sentry(RTR)》
1 《太陽塔のグリフィン/Sunspire Griffin(RTR)》
2 《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer(RTR)》

-クリーチャー(10)-
1 《議事会の招集/Call of the Conclave(RTR)》
2 《封鎖作戦/Security Blockade(RTR)》
2 《天空の目/Eyes in the Skies(RTR)》
2 《報復の矢/Avenging Arrow(RTR)》
2 《共有の絆/Common Bond(RTR)》
1 《死の存在/Death's Presence(RTR)》
1 《トロスターニの裁き/Trostani's Judgment(RTR)》
1 《巨大化/Giant Growth(RTR)》
1 《根生まれの防衛/Rootborn Defenses(RTR)》

-呪文(13)-

 今回のデッキのMVPは《死の存在》。リミテッドで盤面のパワーが維持できるのはやっぱり強力でした。

 また、今回のプレリリースはギルド抗争さながらに、自分以外のギルド全部と戦うとボーナスがあるということで、対戦も非常に盛り上がりました。
 おのおの好きなギルドが選べたので、ギルドによっては勢力の少ないギルドもあったようです。僕も最終戦でアゾリウス勢を見つけるのに苦労しましたが、敵を探し出して対戦を挑むっていうのもアドベンチャー的な感覚で楽しいですね。

 プレリリースのようなリミテッドプレイも、その背景ストーリーにふさわしい味付けをしてあげるとこんなに違った体験ができるものなんですね。
 カードゲームとしての面白さと、それをどう遊ぶかによる相乗効果でより面白い体験を出来るんだと勉強になったプレリリースでした。


○社内リーグ

 先週から社内リーグもスタートしました。
 前回ご紹介したとき(2012年2月)からルールも少しずつ変わっていて、今回はギルド抗争の要素が盛り込まれています。

 1週目は普通にシールドパックからデッキを作るのですが、週の最後に所属ギルドを決定します。(一度ギルドに所属すると、そのギルドの色を最低1色使わなければなりません)
 その後、次の週の頭にギルドの違う4人で卓分けされて追加1パックのドラフトを行い、コレを5週目が終了するまでやるというもの。
 ギルド対抗のドラフトだと、みながほしい色がバラけるのでみんな強力なデッキになって行きやすそうです。果たしてどうなることやら・・・。

 僕がはじめにもらったパックには《混沌のインプ》2枚、《通りのひきつけ》に《野生の獣使い》、プレリリースでも活躍した《死の存在》がありました。グルールはこのセットじゃないんだけどなー。
 《野生の獣使い》、《コロズダのギルド魔道士》、《死の存在》の連携が素敵なのでこのギミックは使ってあげたいところ。で、いろいろな色の組み合わせを試した結果、出来上がったデッキはこれ。

リーグ デッキ

リーグ デッキ(第1週)
17 土地

-土地(17)-

1 《ドライアドの闘士/Dryad Militant(RTR)》
1 《門を這う蔦/Gatecreeper Vine(RTR)》
1 《蠢く甲虫/Drudge Beetle(RTR)》
1 《叫び回る亡霊/Keening Apparition(RTR)》
1 《協約のペガサス/Concordia Pegasus(RTR)》
1 《アゾリウスの拘引者/Azorius Arrester(RTR)》
1 《剣術の名手/Fencing Ace(RTR)》
1 《管区の隊長/Precinct Captain(RTR)》
1 《コロズダのギルド魔道士/Korozda Guildmage(RTR)》
1 《斧折りの守護者/Axebane Guardian(RTR)》
1 《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer(RTR)》
1 《臣下の魂/Vassal Soul(RTR)》
1 《樫の木通りの亭主/Oak Street Innkeeper(RTR)》
1 《歌鳥の売り手/Seller of Songbirds(RTR)》
1 《野生の獣使い/Wild Beastmaster(RTR)》

-クリーチャー(15)-
1 《狩猟者の協定/Coursers' Accord(RTR)》
2 《巨大化/Giant Growth(RTR)》
1 《セレズニアの魔除け/Selesnya Charm(RTR)》
1 《究極の価格/Ultimate Price(RTR)》
1 《精神腐敗/Mind Rot(RTR)》
1 《力の合唱/Chorus of Might(RTR)》
1 《死の存在/Death's Presence(RTR)》

-呪文(8)-


 やっぱりセレズニアは裏切れませんでした(笑)
 正直《混沌のインプ》2枚と《通りのひきつけ》を使わないのはもったいないですが、序盤の充実とジャイグロギミックが一番かみ合っていたのが決め手でした。プレリリースでも活躍した《管区の隊長》がいてくれたのも大きいですね。

 今はまだちょっと物足りない感がありますが、1回ドラフトしたら強くなるでしょう。
 今回は所属ギルド別に特別賞があるらしいのでがんばりたいところです。


○ドラフトクラブ

ドラフトクラブ

 新エキスパンションに変わってドラフトクラブも活気に溢れています。
 仕事後はすぐに帰ってしまうアメリカ人も、ドラフトとなれば話は別のようで平日なのに2卓開催。マジック初心者の人もどんどん入ってきていて楽しいです。
 初ドラフトでもギルドに忠実にセレズニアを組んでみました。

ドラフト デッキ

ドラフト デッキ
17 土地

-土地(17)-

1 《審判官の使い魔/Judge's Familiar(RTR)》
1 《ドライアドの闘士/Dryad Militant(RTR)》
1 《滑り頭/Slitherhead(RTR)》
2 《刷毛履き/Brushstrider(RTR)》
1 《叫び回る亡霊/Keening Apparition(RTR)》
2 《石載りのクロコダイル/Stonefare Crocodile(RTR)》
2 《ケンタウルスの癒し手/Centaur Healer(RTR)》
2 《コロズダの監視者/Korozda Monitor(RTR)》
1 《死橋の大巨虫/Deadbridge Goliath(RTR)》
1 《アゾリウスの大司法官/Azorius Justiciar(RTR)》
1 《ゴルガリのおとり/Golgari Decoy(RTR)》

-クリーチャー(15)-
1 《魂の税収/Soul Tithe(RTR)》
2 《報復の矢/Avenging Arrow(RTR)》
2 《共有の絆/Common Bond(RTR)》
1 《天空の目/Eyes in the Skies(RTR)》
2 《トロスターニの裁き/Trostani's Judgment(RTR)》

-呪文(8)-

 しかし《ケンタウルスの癒し手》はなんて僕好みのカードなんでしょう。さしずめエリート《オニュレット》ってとこですかね。
 R&D以外は金曜日は午前中で仕事が終わるので、どうやら金曜の午後はバーでドラフトとかもやっているらしく、いつか機会があれば参加してみようかなと思ってます。


○ファンタジープロツアー

ファンタジープロツアー

 さて、プロツアー「ラヴニカへの回帰」も来週に近づいてきました。
 Facebook上では毎回おなじみのファンタジープロツアーも開催されています。

 っていうか、そもそもファンタジープロツアーって何?という方もいるかもしれませんね。
 ファンタジープロツアーの前に、その起源であるファンタジースポーツをお話しする必要があるでしょう。

 アメリカではファンタジースポーツリーグというものがとても人気があります。特に一番人気のスポーツ・アメフトに関しては熱狂的なファンがいて、毎回ネット上でファンタジーフットボールが開催されると何千万人が殺到します。
 そのシステムを簡単に言うと、自分のお気に入りの選手でチームを組んで、実際の試合でその選手がどれだけ活躍したかによって自分のチームの成績が出るシステム。日本でもサッカーで同様のサービスが行われているようです。
 アメリカだと結構ポピュラーな遊びのひとつなのですが、それをマジックでやってしまおうというのがこの企画なわけです。

 ポジションごとに選手を選ぶように、ファンタジープロツアーではそれぞれのカテゴリーでカードを選びます、カテゴリーは以下の通り。

  • プレインズウォーカー(5ポイント)
  • マナコスト5以上のクリーチャー(3ポイント)
  • マナコスト3~4のクリーチャー(3ポイント)
  • マナコスト2以下のクリーチャー(3ポイント)
  • インスタント(2ポイント)
  • ソーサリー(2ポイント)
  • エンチャント(2ポイント)
  • アーティファクト(2ポイント)
  • 基本でない土地(2ポイント)

 それぞれのカテゴリーにポイントがついていますが、このポイントを「実際にプロツアーで使用された総枚数」をかけた数値が獲得得点となります。

ファンタジープロツアー画面

 そして合計得点の大きい人が優勝。TOP100にランクされた人はリーダーズボードに載るのでちょっと自慢できますね。(ちなみに同点のときはタイブレイカー枠として「成績上位の選手」を当てた人が上位にくるようになっています。)

 今回のプロツアーはモダンとあってカードプールが広いですから、いつも以上に環境理解度が試されます。もちろんモダンは得意じゃないよーって人でも、参加するだけでプロツアー前の予習ができますし、ちょっとだけ環境に詳しくなったような気がして本戦を見るのも楽しくなってきますよ。

 勝って何か賞品がもらえるわけではありませんが、得られる満足度はプライスレス。
 参加はプロツアー開始の朝まで受付中ですので、Facebookアカウントをお持ちでしたらぜひご参加ください。

 Fantasy Pro Tour Return to Ravnica(Facebookのページ)


 さて、今回は『ラヴニカへの回帰』で遊んでみたの回でした。
 皆さんはどのように遊ばれていますか?
 もしこんな楽しい遊び方があるよ!というアイデアがある方がいたらぜひ教えてくださいね。
(ツイートボタン、またはメールアドレス casualmagic@mtg-jp.com まで!)

 それではまたー!

ラヴニカへの回帰

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