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マルドゥ・ドラゴン・ミッドレンジ(スタンダード)

Melissa DeTora

2015年5月14日

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 今日のデッキは、グランプリ・トロント2015で大きな活躍を見せたものです。「マルドゥ・ミッドレンジ」は『タルキール覇王譚』の頃のスタンダードで人気を集めていましたが、『運命再編』登場後はその姿を消していました。しかし今、このデッキは『タルキール龍紀伝』で新たに理想的なツールを手に入れ、力を増して帰ってきたのです。グランプリ・トロント2015では、この大会で決勝まで勝ち進んだエドガー・マガリャエス/Edgar Magalhaesや殿堂顕彰者のベン・スターク/Ben Starkなど、非常に多くのプロ・プレイヤーがこのデッキを使用しました。

 このデッキの魅力はいくつかありますが、まず何と言っても使用できる除去の豊富さにあるでしょう。そこには《龍詞の咆哮》や《忌呪の発動》という「ドラゴンを公開するかコントロールしていれば効果が上がる」能力を持ったものもあります(開発部ではこれらを「龍握呪文」と呼んでいます)。このデッキはドラゴンを多く採用しているため、ほぼ確実にそれらの呪文を効果的に使えるのです。また《はじける破滅》も強力な除去仲間です。呪禁を持ったドラゴンに満ちた今の環境では、それらを戦場から取り去るのに《はじける破滅》がうってつけです。

 それから、本当に多くのドラゴンがデッキにあることも大きな魅力と言えるでしょう。『タルキール龍紀伝』というセット名に相応しいですね。ただ面白いことに、デッキ内のドラゴンの過半数がこの「龍」の名を冠したセットのものではありません。速攻とプロテクション(白)を持った《嵐の息吹のドラゴン》は、恐らくこのデッキで最も重要な役割を担うものでしょう。このカードは《龍王オジュタイ》を越えて攻撃に向かうことができ、また「怪物化」した《羊毛鬣のライオン》をブロックし続けることができます。そして自身の「怪物化」を起動すれば、《漂う死、シルムガル》も越えていけるのです。《嵐の憤怒、コラガン》は、スタンダードでその姿を見せつつあるものの大きな人気を集めているとは言い難い、という状況を続けていました。自身も速攻を持ち、他のドラゴンにも力を与えるこのカードは、ついにこのデッキで頭角を現したのです。

 そして、このデッキを大きく躍進させたものはもうひとつあります。それは《精霊龍の安息地》です。『タルキール覇王譚』の頃は私も様々な「マルドゥ・ミッドレンジ」を使いましたが、大抵は土地が25枚の構成であり、土地を引き過ぎるのが悩みの種でした。《精霊龍の安息地》は、ゲーム序盤は呪文を唱える助けとなり後半には速攻を持つドラゴンを手札に戻せる、と極めて柔軟性の高い土地です。1回でも対処が難しい《嵐の息吹のドラゴン》を2回相手にするのがどれだけ大変か、言うまでもないですよね。

 このデッキの地力は相当なものです。このデッキは先週も活躍を見せましたが、私は驚くことではないと思っています。

Edgar Magalhaes - 「マルドゥ・ドラゴン・ミッドレンジ」
スタンダード
3 《山》
1 《沼》
4 《血染めのぬかるみ》
4 《遊牧民の前哨地》
1 《悪意の神殿》
2 《戦場の鍛冶場》
3 《凱旋の神殿》
4 《コイロスの洞窟》
1 《静寂の神殿》
2 《精霊龍の安息地》

-土地(25)-

4 《道の探求者》
2 《魂火の大導師》
4 《ゴブリンの熟練扇動者》
4 《雷破の執政》
4 《嵐の息吹のドラゴン》
2 《嵐の憤怒、コラガン》

-クリーチャー(20)-
3 《思考囲い》
4 《龍詞の咆哮》
4 《はじける破滅》
2 《忌呪の発動》
1 《コラガンの命令》
1 《残忍な切断》

-呪文(15)-
1 《龍王コラガン》
1 《思考囲い》
1 《見えざるものの熟達》
4 《神々の憤怒》
2 《骨読み》
1 《コラガンの命令》
2 《前哨地の包囲》
2 《命運の核心》
1 《太陽の勇者、エルズペス》

-サイドボード(15)-

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