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かねこの！プロツアー『戦乱のゼンディカー』食べ歩き！～ミルウォーキー編～

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コラム

企画記事

2015.10.28

かねこの！プロツアー『戦乱のゼンディカー』食べ歩き！～ミルウォーキー編～

By 金子真実（WotC 日本コミュニティ担当）

　みなさんこんにちは！プロツアー『戦乱のゼンディカー』、ニコ生やカバレージはお楽しみ頂けましたでしょうか？瀧村選手と玉田選手のワン・ツーフィニッシュ！プロツアーの決勝を日本人で争うという世紀の瞬間！どっちにも勝ってほしいというこの贅沢な悩み！まだニコ生を見ていなかったら、まだまだタイムシフトで視聴可能ですのでぜひ！

プロツアー『戦乱のゼンディカー』特設ページ

マジック：ザ・ギャザリングプロツアー『戦乱のゼンディカー』 in ミルウォーキー DAY1
マジック：ザ・ギャザリングプロツアー『戦乱のゼンディカー』 in ミルウォーキー DAY2
マジック：ザ・ギャザリングプロツアー『戦乱のゼンディカー』 in ミルウォーキー DAY3

　『戦乱のゼンディカー』の《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》！　ストーリーでも大活躍の彼ですが、プロツアーの地でも大活躍！　決勝戦はギデオン vs. ギデオンでもあり、そして『タルキール覇王譚』から幾度となく繰り返されてきた、《包囲サイ》 vs. 《カマキリの乗り手》でもありました！

　瀧村選手 vs. 玉田選手の決勝戦については、僭越ながら現地でカバレージを書かせていただきましたので、よろしければお読みいただければと思います！

決勝戦：瀧村和幸(日本) vs. 玉田遼一(日本)

　さて、マジック＋海外といえば、やはり食事です！日本ではなかなか食べられないものや珍しいものが海外にはいっぱいあります。この記事は、私、日本コミュニティ担当の「かねこ」が、イベントに合わせてご当地名物や、道端で見つけたリーズナブルなお店で美味しいものを食べてレポートするという企画です！

　「食事」というのは、旅行の楽しみとしてはかなり大きいウェイトを占めると思います。マジックのイベントで旅行して、そして美味しいものを食べる。そんな魅力を伝えられたらな、と思います。

　今回はアメリカのミルウォーキー！五大湖の周りということで、一体何があるのか......？

まずは名物！フローズン・カスタード！

　ミルウォーキー名物の食事といえば？と問われて、即答できる人ってほとんど居ないんじゃないでしょうか。私もミルウォーキーと聴いて、最初何も思い浮かびませんでした。そんなときはどうするのかって？そりゃもちろん、文明の利器、ぐーぐる先生に質問するに決まっています。ほうほう、なるほど......どうやら、「フローズン・カスタード」なるものが名物だとか。

　さっそくですが、朝食としてその名物「フローズン・カスタード」をいっちゃいました！

フローズン・カスタード。カード名にありそうな名前。

　見た目は......なんというか、アイスクリームに近いものに見えますね。早速ひと口行ってみましょう。パクッ......！！！

　な、なんという濃厚な味わい。滑らかな舌触り。なんというか、アイスクリームとソフトクリームの中間というか、食感がソフトクリームなアイスクリームというか、とにかく濃厚なのにソフトという不思議なアイスです。デザートにぴったりの素晴らしい逸品でした！

......まぁ、朝食として食べたんですけどね......。

いざ五大湖へ！......の前に腹ごしらえにはこれ！ルーベンサンド！

　さて、ミルウォーキーといえばぜったい行ってみたい箇所がありました。それが五大湖のひとつ、ミシガン湖です。
　やっぱりこう、なんというか、「大きい！」ってそれだけでロマンみたいなことあるじゃないですか！

　五大湖の総面積は244,100 km²、これがどのくらいのサイズかというと、なんと日本の本州より大きいのですよ！
　そして今回訪れるミシガン湖、その面積はひとつの湖にして58,016km²！！！......っていってもピンと来ないですよね。参考までに、四国の面積は18,800 km²、九州の面積は35,640 km²です。......ってあれ。つまりこのミシガン湖、四国と九州足した面積より広いのかよっ！

　いやはや、これはさすがにさすがに......。

　ともあれ、こんなものが徒歩20分くらいのところにあるとなれば、大きさにロマンを感じる勢としては、行かなくてはならないのです。さぁ、出発！

......といいたいところですが、徒歩20分、往復40分も歩くなんて、現代っ子の私には大変な労働です。食事もせずに歩ける距離じゃありません。ということで、散歩の前にまずは腹ごしらえですよ！（やっと記事の趣旨に戻った）

　というわけで、肉屋さんがやっている美味しいサンドイッチ屋があるとの情報をききつけた我々。ミシガン湖散歩組は、早速その店に向かいます。そのお店の名前は「Jake's Deli」。会場からほど近いフードコートの中にありました。

Jakeさんが誰なのかはよくわかっていない

　もちろん頼むのは、看板メニューの「ルーベンサンド」。それと、体を温めるために「コンビーフとキャベツのスープ」を頼みます！

　「ルーベンサンド」って何？って思われるかもしれませんね。これは言ってしまえば「コンビーフのサンドイッチ」です。「コンビーフ？あの缶詰の？」と思われるかもしれませんが、そのイメージは日本の缶詰のイメージです。「コンビーフ」というのはあくまで塩漬け牛肉のことを指し、ほぐしてあるのは原則缶詰だけのお話。ここで出すコンビーフというのは生コンビーフ。どうやら欧米で「コンビーフ」といえばこちらが一般的なんだとか。

　肉×塩。誰でも知ってますよね。この組み合わせ、最強です。最強なのです。

ルーベンサンド

　うっひょ～！来ましたよ来ましたよ！ちゃんとサクっとトーストしたパンに、コンビーフをこれでもかって挟んで、オニオンとソース！いやいやいや、こいつを手に持って口に頬張ると......これはもう......！

ルーベンサンド　断面

　あ、もうダメです。私、これを食べ続けるマシーンになります。ずっとコンビーフ食べてます。良いじゃないですか、コンビーフ。最高ですよ。私、考えるのをやめます。

......なんて言ってる場合じゃありませんよね。もう一品ありますから！

コンビーフとキャベツのスープ

......。なんか見た目が微妙......？これ、どんな味なんでしょうか......？なんかキャベツだらけに見えますが......。うーん......。ひょい。ぱくっ。......！ ......、......！ ......、......、......！！！！！！
　う、うまぁぁぁぁぁぁい！シェフを呼べ！（ファストフード店なので居ません）　しーっかりと取られたコンソメスープ、そこに牛肉の旨味とキャベツの甘みがマッチし素晴らしい味！そしてさらにさらに......！！！

ワタシコンビーフ。今スープの中に居るの。

　そう、キャベツに隠れて見えなかっただけで、こんな凄いサイズのコンビーフがそれはもうゴロゴロと！っていうか肉大きすぎるよ！ごろっごろだよ！大きすぎて写真のピントが肉全体に合わないよ！何だよこれ！こんなんいくらでも食べちゃうよ！私この家の子になります！

　ふぅ......なんとも素晴らしい食事でした。これだけ力をつければ、きっとミシガン湖まで一瞬です。たぶん飛べます。あっという間です。

　さて、実際にはもちろん歩いて行ったミシガン湖。いや、湖なんですが、ひとことで言うと、海でした。

ミシガン湖

　堤防とかはありますが、いやでもその先見えないじゃん、っていうか水平線じゃん、っていう。こんなんもうスケール大きいどころじゃないだろみたいな。同行者が「自転車で一周企画を立てよう、そこにレンタサイクルあるし。」とか言ってましたが、絶対無理。むーりー。そこらへんの適当なレンタサイクルで周れるような大きさではありませーん。

　ひとしきり湖の大きさを堪能したあとは、そのほとりにある「レイクショア州立公園」を散策。そこで遭遇したのは、なんだか妙に大きいカモ......いや、カモにしては大きすぎる、腰くらいまでの高さがあるぞ......？そう、この鳥は、カナディアン・グース。つまり、ガチョウです。

　公園でのんびりと餌をついばんでいるので怖くはありませんが、しかしこの大きさには結構びっくりしますね。かなり近寄っても逃げないので、そこにあったベンチで少しくつろいでみたりもしました。