かねこの！プロツアー『霊気紛争』食べ歩き！～アイルランド編～

By 金子 真実（WotC 日本コミュニティ担当）

　みなさんこんにちは！ だいぶ時間が空いてしまいましたが、プロツアー『霊気紛争』、ニコ生やカバレージはお楽しみいただけましたでしょうか？

　プロツアー『霊気紛争』 イベントカバレージ

マジック：ザ・ギャザリング プロツアー『霊気紛争』 in ダブリン DAY1
マジック：ザ・ギャザリング プロツアー『霊気紛争』 in ダブリン DAY2
マジック：ザ・ギャザリング プロツアー『霊気紛争』 in ダブリン DAY3

　大いなる敵、領事府のテゼレットに対して立ち上がるゲートウォッチ＆改革派！ しかし領事府を打ち倒したと思ったら、さらに強大なニコル・ボーラスの影がちらつきはじめ......!? 次回の舞台『アモンケット』でいったいどんな物語が待っているのか......楽しみですね！

　さて、マジック＋海外といえば、やはり食事です！ 日本ではなかなか食べられないものや珍しいものが海外にはいっぱいあります。この記事は、私、日本コミュニティ担当の「かねこ」が、イベントに合わせてご当地名物や、道端で見つけたリーズナブルなお店で美味しいものを食べてレポートするという企画です！

　「食事」というのは、旅行の楽しみとしてはかなり大きいウェイトを占めると思います。マジックのイベントで旅行して、そして美味しいものを食べる。そんな魅力を伝えられたらな、と思います。

　今回の行き先は、アイルランドのダブリン！！ アイルランドに行くのは初めてですし、なんなら事前知識は「ギネスビールの産地で、羊が有名」というくらいでした。どんな物が食べられるのか......楽しみですねっ！

到着前に......本場イギリスのフィッシュ・アンド・チップス！

　皆さんは、イギリス料理といえば何を連想しますか？

　ヨーロッパへのフライトは、大抵の場合現地に直接は飛べません。まずは乗り継ぎのターミナル空港に12時間ほどかけて飛び、そこからさらに数時間フライトというスケジュールになります。

　そして今回の乗り継ぎ空港はロンドン！ そう、イギリスのロンドンです！ このロンドンの乗り継ぎ待ちの間にちょっと一息入れるべく、私達ニコ生スタッフ一行はレストランに来たのでした。

　質問に戻ります。イギリス料理といえば？ いろいろあると思うのですが、私が真っ先に思い浮かぶのはやはりコレです！

　そう、フィッシュ・アンド・チップス！これですよこれ！ サクッと揚げた白身魚のフライに、これまたサクッと揚がったフライドポテト。このビジュアルには鍛冶さんもテンション爆上げです！

　さっそくこの大きな魚のフライを切ってパクっ！

　うん、味がない！

　聴いていた通りですね。いや、これは決してマズいわけじゃないんです。むしろフライとしてはとても美味しいです。でも、味がない。イギリスでは極力料理自体には味を付けず、自分で塩やスパイス、ソースで味をつけるのが文化なんだとか。私たちもとりあえずそのままで試してはみましたが、付属のタルタルソースやケチャップなどを付けて楽しみました。

　こちらのソースは日本では見慣れないソースですね。ブラウンソースと言われる種類のソースで、なんだか不思議な酸味がありかつスパイシー。甘いような、しょっぱいような、辛いような、すっぱいような、そんな不思議なソースです。どこかで見かけたら試してみると面白いかもしれませんね。

まずはやっぱり羊！ラムチョップ！

　さて、無事アイルランドについた我々ニコ生スタッフ陣。夜ももう８時を過ぎており、とっとと晩御飯を食べて寝たいところ。とはいえ、やはり海外に来たんだからその地特有の物を食べたい......そんな私たちが羊料理を選択するのは至極当然のことでした。

　まあ、このビジュアルは美味しいに決まっていますね。そりゃそう。誰だって知ってます。じゅ～し～で柔らかくて油が滴り落ちる......うまいぞシェフを呼べ！ やはりアイルランドといえば羊、常識ですね！（キリッ

名前だけで注文を決めた。アイリッシュ・シチュー！

　羊を貪った翌日のお昼。ご飯は食べなくてはならないけれども一体何を選ぶべきか......そんな我々の目を引いたメニューがこれ、「アイリッシュ・シチュー」です。

　基本的にご当地物が大好きな私としては、こんなまさに「ザ・ご当地メニュー」ともいうべき料理を提示されたら頼まないわけがありません。早速注文を入れてみました！

　うおおおおおおおおおおおおお！うーまーいーぞー！！！！

　いや、これは凄いです、本当に凄いです。とんでもない量の羊肉と、そしてアイルランドでは主食となるじゃがいもがゴロゴロ入っています。はっきりいってとんでもない量のお肉が入っており、それがしーっかりと煮込まれてトロッとろ。柔らかくて美味しい羊肉を頬張れば、コクと旨味の染み出したスープとともに口の中に入ってきて、これはもうアイルランドが僕の口の中にあるといっても過言では......！

　シチューなんですがいわゆるビーフシチューとかみたいなデミグラスソースを使用しているわけではなく、あくまで煮込み料理としての「シチュー」です。日本でいえば牛すじ煮込みとかもつ煮込みみたいなものを想像していただければ近いかと思います。兎にも角にもこのゴロゴロと入った柔らかく美味しい羊肉とその旨味の染み出したスープ、そしてそれを包み込むじゃがいもの味......たまりません！ アイルランドに行ったら絶対食べてください。後悔はさせませんよ！

これは外せない......ギネス・ストアハウス！

　プロツアーのお仕事も終わり......浮かれ気分の我々。そんな我々がまだ向かっていない、アイルランド・ダブリンに来たら絶対行くべき場所がひとつありました。そう、ギネスビールの醸造所でもある「ギネス・ストアハウス」です！

　私が「アイルランドといえば？」で最初に出てきたのが「ギネスビール」でした。この濃厚かつ旨味の強い味......ギネスビールは最高です！

　しかもここは本家本元！なんとビールサーバーでの正しいギネスビールの入れ方を教えてもらえるんですよ！

　私もばっちり教わってきました！ 見事に注げれば、「The Perfect Pint of Guinness」の賞状がもらえます！ ギネスビールなら任せろ！（ごくごくー）

　アイルランド原作のギネスビールに舌鼓を打ちながら、今後について語り合う......なんとも有意義な時間を過ごしながら、夜も更けていくのでした。

次回、プロツアー『アモンケット』　ナッシュビル編！

　次回の海外イベントはプロツアー『アモンケット』！ ナッシュビルもまだ訪れたことがない場所なので、今からどんな食べ物があるのか楽しみです！アメリカといえばやはりステーキ、それにステーキ、あとはステーキ＆ステーキとか......！

　なんてことを考えていたら体重計さんが私に呆れて部屋を出ていってしまいました。今度は仲直りして、ちゃんと一緒に写真撮影できるよう努力したいと思います。体重計さ～ん、お願い、仲良くして～？