マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

読み物

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

2017.11.23

岩SHOWの「デイリー・デッキ」:順風満帆(スタンダード)

by 岩SHOW

 う~~~みぃ~~はぁ~ひろい~なぁおぉ~きぃ~い~なぁ~っと。ウィ~。まったくいい天気だぜ。こんな時はハンモックで酒、これに限るってなもんよ。あん、どうした若ぇの? 船が全く進んでないのに何もしなくて良いのかって? お前さんは新人だからわかんねぇと思うがな、こんな時にあれやこれや心配してバタバタしてもしょうがねぇんだ。それにな、これだって立派な海賊の仕事よ。俺ぁ空を見張ってんだ......良いからお前さんも、お日さん浴びながらしっかり見張ってなって。そうそう、グリフの群れが見えたら知らせろよ......

(......)

 あん?何か見えたか? 羽の生えた蛇だって!? そいつぁコアトルだ! グリフの群れとおんなじだ! よぉぉし野郎ども、帆を上げろ! セイレーンどもを起こしてこい、飛行機械も飛ばせろ! やつが......やつも来るぞ! 気を引き締めていけ、《順風》満帆!! この風で一気にいくぞ! 面舵いっぱぁぁぁぁい!!!!

slapjackson - 「順風満帆」
Magic Online Competitive Standard Constructed League 5勝0敗 / スタンダード (2017年11月12日)
8 《島》
4 《山》
4 《尖塔断の運河》
2 《イプヌの細流》
4 《ラムナプの遺跡》
2 《産業の塔》

-土地(24)-

4 《セイレーンの嵐鎮め》
2 《ギラプールの希望》
4 《つむじ風の巨匠》
2 《ピア・ナラー》
4 《栄光をもたらすもの》
4 《異端の飛行機械職人》

-クリーチャー(20)-
2 《ショック》
4 《稲妻の一撃》
4 《順風》
2 《キランの真意号》
4 《霊気圏の収集艇》

-呪文(16)-
2 《ショック》
4 《削剥》
4 《否認》
3 《屍肉あさりの地》

-サイドボード(13)-
MTGO Standings Competitive Standard Constructed League より)

 《順風》が吹けば船が動く、そして同時に空のヤツらも切れ味を増しやがるのさ。略奪すんならこの機を逃す手はない。セイレーンの悪党と、カラデシュから連れてきた職人たちに作らせた飛行機械。風に乗り、サイズが上昇した航空戦力で一気に叩く! それが俺らの必勝パターンよ!

 俺らの乗る船も水空両用。《霊気圏の収集艇》に《キランの真意号》ってんだ。風が吹けばこいつらでの強襲も大いに捗るってもんだ。空を飛べない職人らも、運転させれば大いに貢献する。すべてが無駄なく噛み合う布陣、海賊もオツムを使わねぇとな!

 風に乗った俺らのドンパチを感じ取って、度々空の覇者が戦いに加わってくる。俺らはそいつをグローリーブリンガー、《栄光をもたらすもの》って呼んでんだ。あいつは俺らの戦いっぷりが好きらしい。俺らも好きに暴れさせてやるのさ。

 地べたを這いつくばる敵軍の中にも、活きのいい野郎がいることがある。そんなヤツはブリンガーに餌としてくれてやる。あいつも喜んで火を吐きまる焦げにしてくれんのよ。共生関係ってやつだな。もちろん風を受けてパワーアップするのはドラゴンも一緒だぜ。時折敵側にもブリンガーの仲間がつくこともあるがな、風上から攻めるこっちのブリンガーの方が押し勝つってわけよ。風を読み続けられる限り、俺らに負けはない!

 ただ、気分だけが空回り、風が吹かない日もある。コイツばかりは自分でどうにかできるもんじゃねぇからな。だから初手に風を感じたのであれば、逃さずに乗るという心がけが必要だろうな。吹かないなら吹かないで、《つむじ風の巨匠》《ピア・ナラー》《異端の飛行機械職人》らのトークンでうまく受けつつ、ピチピチと削っていきたいところだ。そんな時は良い風とは言えないが、嵐も味方につけちまうしかねぇ。《稲妻の一撃》は本体にくれてやんな。チャンプブロックしたうえで火力も除去に回すとなると、海賊稼業はあがったりよ。

 今回の出航時には物資を管理するやつがうっかりしちまって、サイドボードは13枚しかないぜ。ただ綺麗にまとってはいやがるな、これはこれで美学を感じるぜ。足すんであれば、《チャンドラの敗北》とかになるかな。

 見てくれはチンケかもしれねぇが、風さえ吹けば俺らは無敵よ! スタンダードの海原を、攻めて攻めて、攻めまくってやろうぜ! アイアーーーイ!!!

前の記事: 岩SHOWの「デイリー・デッキ」:5色人間(モダン) | 岩SHOWの「デイリー・デッキ」一覧に戻る | 次の記事: 岩SHOWの「デイリー・デッキ」:もしもブロック構築があったなら(デッキを作ってみよう)

トピックス