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第8回:ナベとコンボと実践編

第8回:ナベとコンボと実践編

 今回のコンボ紹介はちょっと趣向を変えて、実際にイベントでドラフトした時に成功したコンボを紹介します。

 いわゆる実践編ですね。

 今回はつい先日開催されたプロツアー・サンディエゴの時に僕がドラフトしたデッキから紹介します。

1st Draft
1 《ジュワー島の隠れ家/Jwar Isle Refuge》
12 《島/Island》
5 《沼/Swamp》

-土地(18)-
2 《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling》
1 《歩く大地図/Walking Atlas》
1 《ハリマーの採掘者/Halimar Excavator》
1 《天空のアジサシ/Welkin Tern》
1 《無謀な識者/Reckless Scholar》
1 《ゴーマゾア/Gomazoa》
3 《マーフォークの海忍び/Merfolk Seastalkers》
2 《生きている津波/Living Tsunami》
2 《航海ドレイク/Voyager Drake》
1 《乱動の精霊/Roil Elemental》

-クリーチャー(15)-
3 《乱動への突入/Into the Roil》
1 《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp》
1 《忌まわしい最期/Hideous End》
1 《墳墓の呪詛/Tomb Hex》
1 《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》

-呪文(7)-

 1回目のドラフトデッキです。卓に青が自分一人しかいなかったようでかなり遅くまで青いカードが流れてきたのでほぼ青単が構築できました。他の色のカードはタッチで2種類の黒除去が入っているだけですね。

 青の強力なカードのオンパレードでデッキとしてもかなり強く、成績の方も文句なしの3-0でした。

 ではデッキ内のコンボの紹介です。


・《歩く大地図/Walking Atlas》+《生きている津波/Living Tsunami》

 《生きている津波/Living Tsunami》を4ターン目に出すとそれ以降4マナより土地が伸びなくなりますが《歩く大地図/Walking Atlas》があれば追加で土地を置けるのでその後も通常通りに展開できるようになります。

 ドラフト中の2パック目までの段階で《生きている津波/Living Tsunami》が2枚取れていたのでそれを意識して3パック目のワールドウェイクで《歩く大地図/Walking Atlas》をかなり早めの3手目で取りました。


・《ゴーマゾア/Gomazoa》+《乱動への突入/Into the Roil》

 《ゴーマゾア/Gomazoa》の能力を起動して解決前に《ゴーマゾア/Gomazoa》自身をバウンスして相手のクリーチャーだけを山札に戻す動きができます。

 《ゴーマゾア/Gomazoa》とバウンス呪文の組み合わせは意識しなくてもピック中に揃っていることが多いです。

 1回目のドラフトデッキだとこれくらいですね。


 それでは2回目のドラフトの方も見てみましょう

2nd Draft
10 《島/Island》
7 《森/Forest》
1 《カルニの庭/Khalni Garden》

-土地(18)-
2 《面晶体のカニ/Hedron Crab》
1 《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling》
2 《ハリマーの採掘者/Halimar Excavator》
1 《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》
1 《無謀な識者/Reckless Scholar》
1 《放牧の林鹿/Grazing Gladehart》
1 《巨森の精霊信者/Vastwood Animist》
1 《マーフォークの海忍び/Merfolk Seastalkers》
1 《ジョラーガの吟遊詩人/Joraga Bard》
1 《風乗りの長魚/Windrider Eel》
1 《灰色革の狩人/Graypelt Hunter》
1 《狼茨の精霊/Wolfbriar Elemental》
1 《海門の伝承師/Sea Gate Loremaster》
1 《領地のベイロス/Territorial Baloth》

-クリーチャー(16)-
1 《猛火の松明/Blazing Torch》
1 《乱動への突入/Into the Roil》
1 《宝探し/Treasure Hunt》
1 《取り消し/Cancel》
1 《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp》
1 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

-呪文(6)-

 ジェイス引いちゃいました!ひゃっほい!!

 というような感じの2回目のドラフトデッキですが強さもかなりのものです。

 クリーチャーのマナカーブが綺麗で展開しやすく、同盟者も多めに取れているので同盟者シナジーが期待できます。それに加えて、1枚で盤面を支配してしまうような爆弾カードも何枚かあるのでかなり強力なデッキとなってます。

 何人か知り合いに見せたら「こんなに強いデッキでジェイスまであるのは卑怯だ!」って言われました。僕もそう思います。

 成績のほうも危なげなく3-0しました。

 ではそんなデッキの中のコンボ紹介を


・《面晶体のカニ/Hedron Crab》+《ハリマーの採掘者/Halimar Excavator》

 コンボというよりアーキタイプの話になりますが、ゼンディカーで《面晶体のカニ/Hedron Crab》、ワールドウェイクで《ハリマーの採掘者/Halimar Excavator》をうまく集めることができれば単純にライフを狙うだけではなくライブラリーアウト戦略を狙うデッキがつくれます。

 今回のデッキではライフを攻めるパーツとライブラリーを攻めるパーツが揃っていたので2パターンの勝ち方があるのが強みでしたね。

 ちなみに実際に5ターンで相手のライブラリーを削りきりました。


・《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》+《宝探し/Treasure Hunt》

 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》で手札の余分な土地をライブラリーのトップに積み込み、《宝探し/Treasure Hunt》で一気に手札に入れます。その土地はまた《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の能力で山札のカードと入れ替えられるので、無駄なくアドバンテージを稼げる強力コンボです。

 構築戦のコントロール系のデッキでも使われてますがリミテッドでもやはり強い。ってゆーかジェイスが強い!強すぎる!!

 これをやった時に対戦相手に「そんなことしなくても勝ってるよ」って言われました。僕もそう思います。

 要するにジェイスはただの神。


 今回の実践編はここまで。

 これからはプロツアーなどの大きなイベントが開催された時は今回のような実践編をやっていきたいと思います。

 実際にデッキリストがあるのとないのでは結構違いますからね。

・ちなみに

 リミテッド全勝という出来すぎな結果でしたがその後の構築で反動が来たのかボッコボコにされておきました。世界はこうやってバランスが保たれているのでしょう。

 それではまた来週のコンボでお会いしましょう。

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